2016年12月31日

マリメッコ展 雑感

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マリメッコ展の後、カフェmoiさんへ


2016年大晦日、一念発起してマリメッコ展へ。


フィンランド◯◯展、北欧デザイン展にヤンソン展やらムーミン展を合わせると、フィンランド絡みの展覧会はここ数年ひっきりなし状態。プロダクツが並ぶ展覧会ならもういい加減食傷気味だな、と思っておりましたが今までの展覧会とは一線を画すものだ、という話を聞いて出かけました。


マリメッコが発表するテキスタイルの変遷が、実物の布とともに時代を追って、経営者や中心となるデザイナーの移り変わりと連動した展示でした。


何と言ってもその迫力に会場に入った瞬間からウキウキしてしまったのは、会場の天井から床に届くまでの長さで吊るされた布の展示故。柄のリピートが1メートル以上も珍しくないマリメッコ。生地幅のままで、リピートもしっかり見ることができて迫力のあること。そして、何より楽しいこと。柄全体が楽に見られて、適度な距離から眺められる贅沢を堪能。

フィンランドサイズの窓やテーブルであれば活かされるその大胆なデザインの面白さを楽しみました。



マリメッコというと、ヨカポイカパイタやカバンのイメージに押されていましたが、デザインテキスタイルに重きを置いているブランドだったのか、と今更ながら思い至りました。あのざっくりとした木綿の布にプリントするという何とも大雑把な印象ですが、デザインの中に時代や作り手が変わっても、こんなにも季節感や喜びを取り込んでいるファブリックって楽しいよなぁとほれぼれ。テキスタイルデザインとしてのパターンを発表し続けることの特異さもあるのかもしれません。


全編じっくり聞くことができたヴゥオッコ・ヌルメスニエミのインタビューは、特に興味深く、自分の専門とは違う、ここでいう専門とは、その分野の高等教育を受けているか否かと言うことなのだけれど、新しい専門分野への挑戦も、王道、定石を知らずとも図抜けた、そして柔軟な視点があれば可能だと言うことが語られていたように思いました。


日本人デザイナーも活躍し、各人が一時代を築いていたのだなと言うこともわかる内容で(もちろん日本開催の展覧会ですからキュレーターさんが力を注がれたとも思いますが)、特に代表作については原画も展示されていて作成秘話も明かされていたのがファンとしては嬉しいことでした。


もう一つ、目を見開いて眺めたのはロゴマーク案のあれこれや、マリメッコ初期の広告出稿の図案展示。舞台裏を見せてもらえるのと同じで、まっしぐらにここにたどり着いたのではない千思万考を垣間見ることができました。


展示空間にもう少しゆとりがあって、すべてのファブリックを遠近双方の目線で眺めることが出来たらなまた印象もかなり変わったのではないかと思いますが、それはまた、贅沢な望みということでしょうか。


東京会場@Bunkamura(渋谷)の会期は、2017212日まで。


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2016年12月21日

「池澤夏樹 個人編集 日本文学全集」第2期完結記念トークイベント「今の言葉で古典!枕草子から平家物語まで」

子どもの頃、自宅には筑摩書房の「現代日本文學体系」が少しずつ書店から届いていた。これがいつの間にか、完結し、全巻揃ったその眺めは、迫力があったものだ。何せ子どもの頃だったので、残念ながら手にした記憶は皆無。ただ、書名となっている作家名を順番に眺めては、この人は、作品の数が多いのかなとか、不思議な名前の人だなとか、ぼおっと思っていた記憶が残っている。今考えると、勇気を出して手を伸ばしてみればよかったと思うのだが、当時、本より興味があったものって何だったのだろう…
そんな私が、初めて自分で全集を買い続けている。それが、河出書房新社の日本文学全集だ。ただし、書き手に主張があるように、読み手のこちらにも好みがあるわけで、全ての巻を揃えているわけではない。現在の悩みは、出版の速度がそれなりに早いので、全ての作品を読めていないということ。このまま積読で終わってしまう本があってはもったいないと、関連のトークイベントなどに参加して、読むための気力を引き上げる努力などもしていたりするのだ。12月に第2期完結し、トークイベントに出かけた。
2部構成のトークイベントは、前半が第7巻の「枕草子・方丈記・徒然草」、後半が第9巻の「平家物語」。

いずれの作品も、冒頭は、高校の古典の時間に暗唱したが、清少納言は、怖いおば様というイメージしかないし、方丈記が、日本最古の自然災害の記録を記したものだったという意識は全くなく、ひぐらし硯に向かいて…などと、優雅に、風流に過ごせる吉田兼好という人は、随分とお気楽なご身分でようございますね、と随筆としてのすばらしさに心が向いていない始末。平家物語に至っては、冒頭は格好良く始まるけれど、けっきょくは軍記ものでしょという理由から、一生懸命に読もうとした記憶さえ無い。

今回、各作品の現代語訳を担当された方々が登壇。それぞれに、その作品の魅力を語ってくださっただけでなく、翻訳時に心を砕いた点も披露され、作品を楽しむ際の、違った目線を教えていただけたと感じている。平安バブル期の華やかさが見られる枕草子。平安期バブルの崩壊を見る方丈記。そして、バブル崩壊後の悟りの時代に記された徒然草、という見解。徒然草は、特に美的人間のためのマニュアル的な本であったのではないか、という当時の読者層まで思いを馳せて訳されているという点など、本と向き合う魅力を多く授かることができた。
平家物語は、6人の作家が加筆し、現代に伝わるものとなっているが、まるで、サンプリングをつなぎ合わせるDJの技術に似た、編者の技術の素晴らしさが感じられたという。
861ページにも及ぶ「平家物語」は、何としても読み通したいと、持ち歩きをする覚悟で久しぶりに書店で書皮までかけていただいた。



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2016年12月20日

【2016.12.28. 開講決定!】来年2017年は、フィンランド独立100年の年なので… 1月期からの購読テキスト変更

開講決定しました!
2016年12月28日

ちょこっと修正告知です。


来年、2017年は、フィンランド独立100周年という記念の年なので、フィンランド史をテーマにしてテキスト読むことにしました。

教材は、フィンランドの高校生が使う歴史教科書のフィンランド史篇。


フィンランドの高校「フィンランド史」教科書は、1800年台までを扱った前半と帝政ロシアの支配下へ入った時代から独立を経て現代までの後半に分かれていますが、帝政ロシア以降を読む予定です。

この頃から、民族意識が高まり、内政、経済活動、そして文化活動が盛んになってフィンランド独立の機運が高まるという、歴史の転換期としてもとても興味深い時期に入ります。
また、フィンランドの今へとつながる、あらゆる種が撒かれのも、この時期のことだと思っています。

フィンランドに興味がある方、フィンランド人目線のフィンランド史を読んでみたいという方、とにかく何でもよいのでフィンランド語の長文を読みたいという方、お待ちしております。

詳細は、こちらから。

朝日カルチャーセンター@新宿校で「フィンランド語講読」講座で読むテキストを、を担当させていただくようになって丸一年が経過しました。3か月ごとの講座なので、お試しに…と参加される方、この3か月は、都合が付くから通ってみようかな…と来られる方、いろいろでございます。
みなさん、普通の長文を読むという機会を強制的に作るために受講したくださる方ばかり。
予習もがっちりして参加する方もいらっしゃれば、なんとなく読んできて、その場で集中して考えるという方と受講スタイルも千差万別です。

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2016年12月15日

お花でつくるクリスマスケーキ

あれよあれよと言う間に師走も半ば。このところ冷え込む日が多いので冬をしっかり感じていますが、クリスマス、年末気分は希薄。そんな中、行ってまいりました、お花の時間。
本日のテーマは、お花でクリスマスツリー。直径20センチのフローラルフォームにデコレーションケーキを飾り付けるように盛り盛り。

使った生花は次の通り。
スプレーバラ グリーンアロー
スペアミント
ローズゼラニウム
アイビー
ヒムロスギ

ヒムロスギでクリスマスツリーを立て、ローズゼラニウムでフローラルフォームを隠し、残るは装飾。

今回は、直径20センチの中で、何かしらの物語が語れるように仕上げたいと思っていたので、飾り付けパーツを見ながらあれこれと考えながら作業。クリスマスツリーを立てた残りのヒムロスギも全部使いたかったので、もう一つ小さな木を立てました。そうすると、庭から続く森の入り口のような雰囲気に。それであればと雪だるまを立ててみました。



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2016年12月11日

手帳 交代式!来年も無印手帳

本当は、年末ぎりぎりまでその年の手帳でやりくりしたいのだけれど、2月以降の予定が入って来て、三年カレンダーでやりくりしていても何となく気分が落ち着かなくなり、来年の手帳と交代と、相成ります。

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来年も予定や約束は、マンスリー手帳。一月分の予定を俯瞰できることが最大のお気に入りポイント。昨年からボールペンの持ち歩き色が増えたので出来事種別で色も変え、より見やすくなりました。

来年、新しく取り入れようと購入したのが、マンスリーウィークリースケジュール。

こちらは、予定ではなく、何にどれだけ時間を使ったかを記録用に買い求めました。
ここ数年、ずっと悶々としている時間の使い方について、家計簿ならぬ時間簿をつければ良いのではないかと。記録をつけるのに時間を取られては本末顛倒。でも、ある程度時間を割いてでも記録をつけ、記録をつけるためにその日どんなことをしたのかを反芻するのも良いことかと思っているのです。

どんな一年になるのか、どんな一年にできるのか…楽しみです。




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2016年12月06日

ささやかなお祝い花束 二つ

お祝いに自分で選んだお花で小さな花束を作って贈る、という楽しみ方が出来るようになりました。

贈る相手の事を考えながら花材を選ぶのは楽しさの極み。

一つ目は、小さなお友だち(六歳)のお誕生日のお祝いに。

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親子そろって好きな色はピンクなので、ひたすらピンク色のお花ばかり吟味。ただ、どうしても緑をたくさんにしてしまうので、もう少しお花の数を増やしていても良かったかな、とは思います。


もう一つは、カフェmoiさんの吉祥寺移転記念のお祝い。フィンランド独立記念日と同じ日でもあり、フィンランド好きのマスターなので、青みのお花を入れ、尚且つ、花屋で仕入れました感が出ないようにしてみました。青系のお花がお店にあるかどうかは、ある種、掛けのようなところがあり、どきどきでしたが、クリスマスカラーで真っ赤になっているお店の一角に、違う色味のお花の一群の中に青いお花を見つけた時は、良かったと安堵いたしました。

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こちらも結果的に緑が多め。でも、かなり気に入った仕上がりとなりました。




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2016年12月04日

『切手や絵本で見る、フィンランドのクリスマスのこと』@マトカトリ

今年のクリスマスイブは、なんと土曜日!
ということで、私の大好きなフィンランドの切手と絵本を駆使して、フィンランドのクリスマスのことをご紹介します。

題して…

『切手や絵本で見る、フィンランドのクリスマスのこと』
@マトカトリ 住所 中央区東日本橋3-9-11 From East Tokyo5F
開催日時 2016年12月24日(土)午後2時〜


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フィンランドをご紹介する機会をいただくと、その道具として切手や絵本を使うことが多いのですが、いつもは、別々に使っているものを、今回は混ぜて使ってみることにしました。

お申込みは、マトカトリの案内内にあるメールアドレスへお願いします。

もしかすると、3連休の狭間でお出かけのご予定が入っている!?方も多いかも…と心配もしておりますが、お待ちしております!
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2016年12月03日

Lämmin Joulu らんみんようる 2016 本年も開催!

フィンランド好きな仲間で、それぞれがプロの分野の手作り作品を扱うギャラリー展。季節柄クリスマスを絡めた内容てイベント名もフィンランド語の「ランミンヨウル」。本年も開催です。

開催だそうです…と言った方がよいのだろうけれど、一応、私もちょこっと参加メンバーになっているので、伝聞ではなく、主体者的文章でご紹介。

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≪会期≫ 2016年12月13日(火)〜18日(日)
11時〜19時 (最終日は、16時まで)
≪会場≫ ギャラリーTEN (てん)
台東区谷中2−4−2


会期中に開催されるいろいろな種類のワークショップが特にお勧めです!

ころころフェルトビーズ または、 小鳥のキーホルダー 参加費用 2,500円
開催日時 12月13日と14日 15時30分〜 12月15日 11時〜

秘密のアルバム製本 参加費用 3,800円
開催日時 12月16日 11時〜と14時〜

北欧の布で作るくるみボタンの小物 参加費用 1,500円
開催日時 12月13日、14日、15日 14時〜 16日 17時〜と18時〜

ストローで伝統飾りの品めりをつくる 参加費用 1,500円
開催日時 12月13日、14日 11時30分〜 15日 15時30分〜

ワークショップの定員は、各回とも4名。事前申し込み制です。
お申込みは、こちらまで…
lamminjoulu★outlook.jp

メールを送るときは、★を@に変えて送ってくださいね。

2013年のランミンヨウルの「ころころフェルトビーズ」ワークショップに参加したときのことは、こちらから。あまり臨場感はないけれど…


posted by みほこ at 10:52| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろフィンランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする