2019年10月30日

iittala工場と博物館へ行く



や~っと行けました。iittalaの工場と博物館。
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ガラス博物館(美術館と言った方がよいのかな)としては、リーヒマキの博物館の方が元工場を博物館にしているだけあって展示の量・規模共に圧倒的に大きく、満足度も高いでしょう。でも、今、操業している工場で行われている作業の様子を見学した後、博物館を見ることが出来るというライブ感は、断然イッタラです。ここですべてのイッタラ商品を作っていると思うと、その規模が小さいことに案外驚くかもしれません。ただ、博物館に写真展示してあるそれぞれの時代の全スタッフの写真を見ると、機械化されたことによってどれだけ効率が良くなり、携わる人が少なくなってきているのかもわかります。私が工場見学した日は、3つの炉でグラスを作り、1つではバードを作っていました。バードを作り出す過程を見ると、職人さんたちは淡々と作業をしている中にも絶妙な連携作業があり、その流れるような無駄のない動きがあまりにもかっこいいを通り越して芸術的だとさえ思ってしまいました。バードは、お皿やグラスと違い、装飾品なので、贅沢品。飾ってしっくりくるようなガラスの扉が付いた食器棚や本箱があるような生活をしているわけでもないので手元に欲しいと思ったことはないのです。でも、職人さんたちの作業を見ると一羽くらい家にいると嬉しいかも…と思ってしまいました。買いませんでしたが…

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博物館を中心としてイッタラのアウトレットショップの他、いくつかのショップが集まっています。ほとんどが夏季とクリスマスシーズンだけのオープンですが、1年中営業している場所にKultasuklaa(クルタスクラー)という手作りチョコレート工場兼ショップがあります。Fazerほど知名度は高くないとは思いますが、既に日本でも扱っているお店があるのでご存じの方も多いでしょうか。ショップ内には、イギリス、スウェーデンともう一か国の王室に、それぞれ王位XX年のお祝いにチョコレートセットを贈られたことがあるらしく、送られてきたお礼状が額入りで壁にかかっていました。板チョコのほか、チョコトリュフやプラリネもバリエーション豊か。最近開発された商品には、ホワイトチョコレートが開発された後、80年ぶりの新発明だというルビー色のチョコレート(Rubyという文字を見て、どうしてもラグビーと読んでしまう私は、頭の中がまだまだラグビーモードです。)と昆虫入り(粉末状についてイエコオロギ)のチョコレートでしょうか。ナッツやアーモンドを入れるのと同じ感覚なのでしょうね。
ショップでチョコレート一粒(または、板チョコ20グラム)とコーヒーまたは紅茶1杯3ユーロで休憩できましたので、濃厚で、まろやかなチョコレートを楽しんできました。

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2019年10月29日

郵便局とポスト 激減中 ~ カフェで待ち合わせ



半年の間に驚くほど変わったことの筆頭は、郵便局と郵便ポストの激減。ヘルシンキ滞在中に立ち寄るPostiが何か所かありますが、そのうちの2か所がなくなっていました。なくなったという表現は正確ではなくて、郵便受取ボックス拠点に変わっていました。
切手だけであれば、キオスキで買えますし、場所によってはキオスキからパッケージを差し出せます。所謂、郵便サービスだけの拠点が減っているのです。また、郵便サービスの内容が悪くなっていると聞くようになりましたが(到着するまでの時間があまりにもかかる)、その下降線は止まっていないようです。メールの普及で普通のはがきやカードが郵送される数が激減しているのは、よくわかります。経費節減からあらゆるものが電子ファイルで送られるようにもなったので、郵便サービスが経済的にひっ迫しているのも理解できます。それでも、「モノ」を送ることが皆無になることはないと思うのです。一方で、二酸化炭素排出量を減らそうという動きに拍車がかかっています。おそらく、物流全体が見直され始めていることと現れですよね。
これからクリスマスカードやプレゼントが行きかう季節になります。フィンランド向けのクリスマスカードの発信は、今年も早めが必須かな。

@St.Georgeベーカリー

昨年オープンしたという、St.Georgeホテルの一角にあるベーカリーカフェで待ち合わせしました。デザインホテルにも登録していて、Hotel Kämpと同じ系列のホテルです。
フィンランドのカフェとしては珍しく、営業時間はちょっと短めで8時~18時。パンがご自慢のカフェです。パンだけ買いにくる人もおりましたし、一人で入って長居しているような人も。カウンター席とテーブル席、大きめのテーブルを囲むように座る席などいろいろな席が用意されていました。元々の建物の部屋割りを生かしたカフェなので、カフェのカウンターから見渡せないところに席がある上、利用者が食器を戻すシステムではないので、スタッフさんはテーブルの様子を確認するために動き回る必要があるようで、混雑しているときは、食器の片づけが間に合わずたいへんそうでした。カウンター席とテーブル席が一緒になっているスペースは、残念ながら配置が窮屈で、動線に無理があるので、使い勝手的には再考が必要な感じです。

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サンドウィッチは、お店自慢のフランスパンにはさんであるもので、香ばしくおいしかったです。ちょっと理由があって今回は、コルヴァプースティ(シナモンロール)を可能な限りいろいろなところで食しているので、ここでもいただきました。ちょっと食べすぎ…
甘さもほどほど、シナモンの味も適度に残っていて、パンはさっくり。とても食べやすいものでした。その形も、コルヴァプースティの名の通り、耳の形がしっかりとした形でぺったりと寝ていて、それもなかなかツボでした。
posted by みほこ at 22:39| Comment(0) | お休み 2019 | 更新情報をチェックする

2019年10月28日

ゆったりとした月曜日


ぐぐんと冷え込んでおります。
冬タイヤに交換しなきゃ…という会話が車を持っている人との間で必ず出てきます。
今日は、ときおり雪が舞いました。積もるのはまだ少し先になるとは思いますが、暗さだけでなく寒さもまっしぐらに冬に向かっております。

博物館・美術館がお休みの月曜日。ということで、車が出せる友人に、オタニエミとキルッコヌンミまで連れて行ってもらいました。地下鉄が開通したおかげで、オタニエミまでは、地下鉄でも簡単に行けるようになっていますから、バスは分かりにくい、と思っていた短期滞在者は、楽に足を延ばすことが出来るようになったエスポー。ヘルシンキ工科大学時代に学生だったという友人の気持ちの中では、今でもここはやっぱりTKK(ヘルシンキ工科大学)だ、と。まあ、そうですよね。その気持ち。よくわかります。
その時代から象徴となっていたアアルト設計(アルヴァとエリサ・アアルト)の大教室の建物の周辺には、新しい建物が増えていました。1970年代~80年代に建てられた保育園や学校の建物にはいろいろと問題が多く、新しい建物を建てて移転してきているとも。なので、このあたりは、学生だけでなく、もっと若い世代もたくさん見かけるのよね…と。建物問題については、しばらく前からよく耳にしていたのですが、今回説明してもらった内容は、日本にはないよなぁ・・・と。気候の違いで生活スタイルは違うし、建物の建て方、使う建材も違ってくるわけで、そのあたりを意識できない人たちとの意思の疎通の難しさは日々感じておりますが、相手の言葉の根拠がはっきりとわかったので、これからは、もう少し楽に対処できるようになるな、と思いながら話を聞きました。
ヘルシンキからエスポーへ延びた地下鉄は、まだ、延ばす予定があって現在、その工事の真っ最中。地下鉄の駅ができるところには、オレンジ色の大きな覆いがかかっており、その周辺では、中層住宅の工事も進んでいました。数年先には、エスポー市内の地下鉄沿線はまた町の様相も一変するのでしょうね。多摩ニュータウンを作るにあたって、日本からおそらく多くの視察グループが訪問したであろうオタニエミ・タピオラ地区は、今また大きく変わろうとしています。

今日は、もう一か所。キルッコヌンミ訪問。首都圏にあって、ちょっと飛び地のような感じの自治体。スウェーデン系の人たちがもともと多かったという地域で、周辺地域に比べるとちょっと富裕層と聞かされていました。ヴィトレスク(Hvittärsk)があることでも有名ですが、最近のガイドブックにはここのこと紹介されているのかな?いつもヴィトレスク~ヘルシンキ直行往復だけだったので、鉄道駅に降り立ったことはあるものの、いわゆる市内に入ったことはなく、町の雰囲気を感じたくて連れて行ってもらいました。

1400年代から建っていたであろうとされる聖ミカエル教会に行ってきました。訪問時は、ちょうど学校の授業で訪問中の子どもたちがお話を聞いているところで、私たちもそのお話しのご相伴にあずかりました。40枚あるというステンドグラスでは、たとえ話、苦悩、昇天、賛美が表現されていると言います。教会の建物に近いところに並んでいるお墓は、すべてスウェーデン系のお名前。第二次世界大戦の戦没者たちの墓碑と無名戦士の墓碑は、教会と鐘塔の間で美しく調えられていました。

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posted by みほこ at 22:42| Comment(0) | お休み 2019 | 更新情報をチェックする

2019年10月27日

ブックフェア2019 @ヘルシンキ その2



雨降りでおそらく土曜日よりは空いているだろうと期待して午後から会場へ向かいました。
昨日は開けていた大型クロークも今日は開いていなくて、常設のクロークだけ。来場者の数が落ち着いているのは、お天気のためだけでなく、もしかすると、例年のことなのかしらとも思ったりしました。

今日は、昨日入手したカタログでチェックした書籍とゆっくりと立ち寄ってみたいスタンドめぐりを中心に会場内を巡りました。

カードやカレンダーを出しているところも出展しておりましたが、時期的にクリスマスがテーマのカードがほとんど。普段使いのカードが欲しかったので、ちょっと空振り感がありました。そんな中でも嬉しかったのは、Inge Löök(インゲ・リューク)がブースを出していたこと。ポスクロ(Postcrossing)ファンの間では人気があるイラストレーターさんと聞いておりますが、ここ数年、あちらこちらのギフトショップ(フィンランドの)でポストカードや枕カバーをよく見かけるようになりました。1970年代から作家活動をされている方なので、それなりの齢を重ねておられます。




インゲ・リュークのスタンド
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posted by みほこ at 23:04| Comment(0) | お休み 2019 | 更新情報をチェックする

2019年10月26日

ブックフェア2019 @ ヘルシンキ

この時期、フィンランドで過ごす休暇の唯一最大の目的はヘルシンキで開催されているブックフェアに出かけること。例年、平日に行くことが出来るように渡航していましたが、今年は、残念ながら週末訪問。
週末は、出足は遅いものの、時間の経過とともにどこからこんなに人が集まってくるのか、と思えるほどにどんどん会場に人が到着。会場内に備えられているステージ前の客席は、どこもかしこも人が溢れまして、席を確保してお話を聞くことが出来たのは一つしかありませんでした。各界30分(含む入れ替え時間)なので、一つのステージは、大して長い時間ではないのですが、連続して3つ立ちっぱなしで聞いたときは、さすがにちょっとくたびれてました。

出展者ブースで大きく変わったなと思うのは、昨年から切手やコインショップがスタンドを出すようになったこと。しばらく前までは、隣の会場で独立した展示会だったものが、いつの間にかなくなって、残念だなと思っていたのですが、やっと規模が小さくなって戻ってきてくれたという感じです。そして、それに代わって隣の会場で開催されているのは、ワインと食品フェア。ある年には、日本から日本酒の酒蔵が出展していた年もあったと記憶しています。共通のチケットで行き来できるので、午後になるとほろ酔い気分の人たちやワイングラスを持ったままでブックフェアの会場になだれ込んできている人がいるのは、ちょっとな…と思うこともあります。
ここ数年で大きく変わったのは、古書店出展の規模が小さくなったこと。そして、今年は、今まで賑やかにやっていたテレビ局や新聞社の出版部のブースがなくなっていたことに驚きました。そのほかの変化は、昨年あたりから広いスペースを持って出展するようになった新古書店のお店。超破格で書籍やDVDなどが購入できるので、集中度合いは半端ありません。すべての書籍が2ユーロとは、ちょっとありえない金額です。
今年、すごくよくなったなと思ったのが、子ども向けのスペースの拡充。今までも必ずトークイベントで子ども向けテーマもステージが一つ設けられていましたが、今年はワークショップができるスペースが複数並んでいて、お絵かき、塗り絵以外にも、読み聞かせスペースや工作的なことができるところなどが充実していました。

周囲の様子を見ていると、案外一人で来ている人が多いこと、連れがいる場合は、クリスマス・プレゼントにする本を探すと言いながら、サイン入りにしてもらうために並んでいたり、作家論や文章を書くことについて語り合っていたり、お気に入りの本や作家の話をしたり、友だちどうしてこういう話ができるって羨ましいなと感じていました。けっして盗み聞きしているわけではなく、けっこうみなさん、大きな声でお話ししているので、言葉が勝手に耳に入ってくるのです。

実際、私はどんな本を買ったのかと言うと…展示会会場なので、ゆっくり、じっくり落ち着いて本を探すのには不向きな環境のため、殆ど購入していません。お値段が破格なので、買わない手はないのですが、どうもふわふわした感じで、集中して探せないのです。ただ、こういう時でないと出会えない本も多いので、明日も会場まで頑張って足を運ぼうかなと思っております。…そう、ちょっと頑張らないといけない雰囲気なのです。

大混雑のトークショー

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子ども向けワークショップ会場
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posted by みほこ at 20:11| Comment(0) | お休み 2019 | 更新情報をチェックする

2019年10月19日

映画鑑賞記 『記憶にございません!』

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映画公開から早1か月。人気映画とは言え、そろそろ行かねばと、映画館へ足を延ばしました。中途半端な時間帯だったにもかかわらず、席はけっこう埋まっていて、笑いの場面では、そこら中から吹き出すような笑い声が聞こえ、コメディ映画を映画館で見る楽しみも味わえました。

予告編で観ていた印象と違い、記憶がなくなった首相のやり直し物語だなと感じた一本でした。脚本・監督の三谷幸喜さんや作り手の方々の言いたいことてんこ盛りの作品だったと思います。今の政治をつかさどっている人たちの、心の内側には、こういう思いを秘めていますよね?という問いかけにもなっているように感じるのは、期待のし過ぎでしょうか。
設定が首相、内閣、国会議員とその周りを囲む人たちなので、どうしても今の「政界」と比べがち。もちろん、比べるからこその面白さ倍増コメディなのですが、社会と言う集団の中のどの部分にでも当てはまる人間関係や物事の動かし方が表現されていて、こんな風に映画という形で客観的に見せられると「ああ、こりゃけっさく!」ということが多いということにも気づきます。

登場人物の役柄設定や特殊メイクを含めた作りこみもパッとみて気が付くところと、おそらく何回も観ないと気が付かないところがたくさん散りばめられているのは想像に難くなく、一回だけではもったいない感じもしますが、なんといってもコメディ映画。くすくす、ガハハ、その展開!?と笑えることが一番大切。程よい加減にいろいろなことが混ざり合っていて、疲れも吹っ飛ぶ2時間強でございました。


posted by みほこ at 21:57| Comment(0) | 映画・演劇・音楽・読書 | 更新情報をチェックする

2019年10月18日

10月のお花のレッスン 花合わせアレンジ

10月唯一のお花のレッスン。「仮想お花屋さん」で予算に合わせて花選びをしてブーケを作る「花合わせアレンジ」。
毎回、自分ですべてを選ぶと、自分好みのお花の組み合わせしかできなくなるので、今回は、先生に使う花材を1種類選んでいただきました。
ダリアやバラが多い中、先生が指定されたのは、「エキナセア ~マーシャル~」。通常レッスンでは、まず使わないお花、というのが指定の理由でした。


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【今日の花材】
エキナセア マーシャル 5本
ワックスフラワー マイスイート16 1本
スターチス ブルーウェーブ 1本
ダスティミラー 1本
リキュウソウ 2本

同じお花を5本使うというブーケに挑戦したのはおそらく初めて。3本使いのときと違い、バランスよく配置するのは難しいことでした。高さを変えたり、向きを変えたり落ち着く場所を探すのに多少時間がかかりました。

posted by みほこ at 22:52| Comment(0) | 幸せな時間&手作りの記録  | 更新情報をチェックする