2019年12月30日

Michi・みち~の~Nordic Tales

今年もいろいろな出会いがありました。
人と出会い、出来事に遭遇し、映画を楽しみ、花を愛で、本でいろいろな時空へ旅しました。

本に親しむ時間をそれほど多くとることができなかったので、本から飛びたてた時空と出会いは大満足と言えるほどではありませんでした。それでも、こんなにも魅かれる絵本作家さんに遭遇できたことはとても嬉しい出来事でした。その作家さんとは、junaidaさん。略歴を見ると有名な百貨店のイメージポスターを手がけるなどの経験もお持ちなので、ファンの方は多く、もしかすると私が出会えたのはかなり遅い出会いなのかもしれません。

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junaidaさんを知ったきっかけは、新聞の書評欄でした。「Michi・みち」という作品でした。本の存在を知ってから、実際に手に取るのには少し時間が必要でした。超大型書店にはありましたが、近所の本屋さんでは扱いがなかったのです。書評で手に取りたいと思ったのとは、ちょっと違う印象でしたが、好きになったことに違いはなく、すぐに何度か絵本の中を行ったり来たり。両A面風な絵本で、みっちゃんやみち君のたどる道を追いながら楽しめる物語。見開きの絵一枚一枚を一つの作品として、詳細に描きこまれている絵をじっくり楽しむこともできます。色と不思議絵マジックも潜んでいる作品です。

あまりにも楽しい絵本だったので、ほかの作品もないかとすぐに探しました。その時に、気が付いたのが「Nordic Tales」という絵本でした。フィンランドからトーヴェ・ヤンソン、スウェーデンからは、ラーゲルレーブ、そして、デンマークは、アンデルセン。北欧のファンタジー・童話作品をモチーフにjunaidaさんが描き下ろした絵が添えられた作品集。2014年に発表された作品で、junaidaさんは、描く前にそれぞれの国にも旅をされたようです。

この本を入手できたのがやっと先日。大型書店の棚にもなくて、取り寄せとなりました。

実は、この絵本を手に取る前に絵本「の」を手にしました。ちょうど、TOBICHI(ほぼ日のショップ&ギャラリー@青山)で原画展があるということも知って、原画展にまで足を運ぶことが出来たのが何よりうれしいことでした。製本された本でみるのとは違い、原画が本の順番そのままに、壁に並んでいるだけでわくわくします。大きな発見は、原画には、水彩画故の絵筆の跡がくっきりと残っていることでした。そして、紙面の感じがまた絵の雰囲気を柔らかくしているように感じました。絵本でもよく観察すると絵筆の跡はわかるのですが、原画は別格でした。

絵本は、時々、贈り物にしたくなるものに出会います。「の」は、贈り物にしたい、思わず誰かにプレゼントしたくなるような作品でした。贈りたいと思う相手は、いつも違いますが、贈り物にしたいと感じた絵本に出会ったときに、この人に渡したいと、具体的な誰かが思い浮かぶだけでとても幸せな気持ちになります。

今年の出会いの筆頭は、junaidaさんの作品と言えると思います。

来年も、読み応えのある作品に一冊でも多く出会えることを期待して、2019年を締めくくりたいと思います。

posted by みほこ at 22:31| Comment(0) | 映画・演劇・音楽・読書 | 更新情報をチェックする

2019年12月24日

映画鑑賞記 『決算!忠臣蔵』

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年末と言えば、忠臣蔵。このところはやりの、時代劇の派手な動きの裏側で、頑張っていた裏方に光を当てた映画の一つ。いったい、これだけのことをやるのに、いくらかかってまんねん!?というお話しです。

かけそば一杯を今の貨幣価値に換算したところから物語が始まりますが、そんなに費用ってかかりますのんか・・・というところがたくさん。京・江戸往復にべらぼうに費用が掛かるのは、今と違って飛行機や新幹線や列車がないからですね。なんといっても日数がかかる。日数がかかれば、食費も宿賃もかかる。「敵」を欺くのにも金はかかる。でも、大石内蔵助殿、いったい討ち入りに本気になりだしたのはいつ頃からだったんやろうか…という点は、もやもやしたままでございます。まあ、身内にも裏切る輩がおったくらいなので、最初からずっとぼんくら風を気取っておった可能性はありますなぁ。くそ真面目な、子ども世代との対比もまた面白いものでした。

『武士の家計簿』『決算!忠臣蔵』いずれも、歴史学者様、いろいろ紐解いてくださってありがとう…な映画です。
『引っ越し大名』と『超高速!参勤交代』とは、ちょっと違うのかな…いずれも、大名さんもたいへんよねぇ。巻き添えとなる家臣やその家族はもっと大変かも知らんけど。こんな風に、ちょっと遠い江戸時代のことを、身近に感じさせてくれる映画という存在も大切だなと思います。

なんで、こんなけったいな文体か…というと、どうも影響されやすい体質のようなんですわ。普段から、相手さんの雰囲気とか、話される言葉とか、言い回しの影響をすぐに受けるんですわ。いいか悪いかは、別にして、今脳内では、抑揚も含めてすべて西側風になってしまってます。というわけで、堪忍な…。
posted by みほこ at 21:55| Comment(0) | 映画・演劇・音楽・読書 | 更新情報をチェックする

2019年12月22日

フィンランド語の長文を読む会 「絵本を読む会」 2020年も継続します

フィンランド語の教科書を離れ、生のフィンランド語を読もう、長文に挑戦しましょうという目的で開設した「フィンランド語でXXXを読む会」を、マトカトリさん(@馬喰町・馬喰横山)で開催させていただくようになって、2020年で足掛け6年目に入ります。

今までは、予習無しでどなた様にもご参加いただけるようにしておりましたが、ご参加くださる方々のモチベーション引き上げと、満足度を上げるため、今回から、一部予習必須することにいたしました。予習必須ということは、参加者のみなさまにも予習した部分でご自分の訳文を発表していただくことを想定しています。「翻訳文」として完璧であることを目指すのではなく、こんな内容を言っているのではないか、ということを日本語にして発表すつ、というもので、内容がつかめているのかの確認作業です。


2020年1月から挑戦する読み物は、
「七人の犬兄弟」マウリ・クンナス 絵・文


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アレクシス・キヴィの「七人の兄弟」を絵本化、現代語化した読み物です。
講座日程やその他詳細は、マトカトリさんのHPで確認してください。

400ページ超の原作を読むのはなかなか骨が折れることと思いますが、この絵本版は、ほどほどに文章も長いので読みごたえもあり、キヴィがこの小説の時代と設定したフィンランドの様子がうかがえる絵が物語の理解のかなりの助けになってくれるはずです。




ついでに宣伝してしまうと、マトカトリさんで継続中の普通のフィンランド語講座【フィンランド語の基礎・応用編 その5】も募集中です。
既に、開講が決定しておりますので、久しぶりにフィンランド語の勉強をしてみようかな、と言う方、誰かとフィンランド語を使ってお話ししてみたいという方、お待ちしております。

posted by みほこ at 10:53| Comment(0) | いろいろフィンランド | 更新情報をチェックする

2019年12月18日

映画鑑賞記『リンドグレーン』



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リンドグレーンと言えば、一般的には、長くつ下のピッピの作家。私にとっては、「やかまし村」シリーズの作家。この「やかまし村」という訳文、最高です。

文才に恵まれたアストリッド・リンドグレーンが学校時代を終えて、新聞社へ就職し、リンドグレーンさんに出会うまでという10年ほどの期間のことが描かれています。映画冒頭で「リンドグレーンの半生を元に」とわざわざテロップが入ったので、脚色部分もかなり多いと知っておく必要がある内容。

姦通罪がある時代。望まぬ妊娠をした場合、どこで産むのかは重要な問題。当時、スウェーデン国内ではなく、デンマークまで行って産み、そのまま里親に託されることも多かったよう。どの家庭も子だくさんなのは当たり前。教会の持つ土地に住み、その土地を一家総出で耕し農作業。ちょっと風変わりなアストリッドは、つまらない議事録も楽しい読み物にしてしまい、空想でリアルなお話も描き出す。

晩年、スウェーデン中の子どもたちが送ってくれたお誕生日祝いのメッセージを読みながら、過去を回想するスタイルで進むこの映画。小説家になる前の、リンドグレーン氏に出会うまでの半生を描いています。

リンドグレーンという作家を知るための映画であると同時に、リンドグレーンが生きた時代のスウェーデンの社会的背景を知ることができる映画だと思います。

けっこうおすすめ・・・
posted by みほこ at 20:00| Comment(0) | 映画・演劇・音楽・読書 | 更新情報をチェックする

2019年12月13日

花合わせレッスン 大型に挑戦

仮想お花屋さんで花選びから始めるレッスン。
今回は、初めて(たぶん)大型に挑戦。
大型とは、金額的に多いということで、出来上がる花束が大きくなるとは限りません。
普段、このレッスンに参加すると、必ず数名は「大」で花束を作っておられる方がいて、皆さん、大きなお花や枝ものを選ぶこともあって、仕上がりは豪華、華やか、そしてジャンボ。その様子を見る限り、我が家にある花瓶に飾るのは難しいと感じていて、今まで挑戦を避けていましたが、年内最後の花合わせレッスンなので、思い切って奮発することにしました。

お花の予算 5300円也

難しかったこと。
予算金額になるまで花材を増やすこと。普段、細かい小さなものばかりで作っているからでしょうか。
もう一つ、花材選びで難しくさせたのが、お顔の大きなお花(ダリア等)、一般的にかなりの人気のお花がちょっとちょっと苦手で、積極的に選ばないことだったように思います。

今回選んだ花材たち
選んだ順

ユーカリ ポポラスベリー 1本
ビバーナムティナス 1本
丸葉ユーカリ 1本
レースフラワー グリーンミスト 3本
ユチア 1本
ラナンキュラス 雪テマリ 3本
カラー マジェスティックレッド 3本
スイートピー パールホワイト 3本
スモークグラス 3本
ポリシャス 1本


グリーン選びに始まり、グリーン選びで終結。


完成直後

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1週間経過して、ラナンキュラス(ユキテマリ)が見事に咲いて、雰囲気ががらりと変わりました。


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posted by みほこ at 21:57| Comment(0) | 幸せな時間&手作りの記録  | 更新情報をチェックする

2019年12月09日

お花のプレゼント 2つ

久しぶりに自分でお花を選んでプレゼント用のアンレンジメントを二つ作りました。

一つ目は、ピンク色が好きな友人へお誕生日プレゼント。
ピンク系のお花を三種類使った点がポイント。
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二つ目は、紫系と白でちょっと落ち着いた感じに。
織物作家の友人の個展のお祝いに持っていきました。

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どちらのアレンジメントづくりも大変だったのは花材選び。お花屋さんに並んでいる花材がグリーンだけでなく、お花もクリスマス三昧。クリスマス向けにならないように花材選び。それもあって、お花の色は、ピンクと紫に流れたというのが正直なところかもしれません。

それぞれの場所で、楽しんでもらえていると嬉しいです。


posted by みほこ at 23:39| Comment(0) | 幸せな時間&手作りの記録  | 更新情報をチェックする

2019年12月04日

Today's Bouquet ~クリスマスブランチ~

今日のお花は、到着してからのお楽しみのToday's Bouquet。テーマは、クリスマスブランチ。クリスマスをイメージした枝ものを使ったブーケ。
クリスマスらしさを出していたのが、コットンフラワーやもみの木、ヒムロ杉など。
枝の長さを短くすれば短めブーケに。今回は、ハサミ2.5個分くらいでまとめました。
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【花材】
コットンフラワー
ヤマツツジの白塗り
クリスマスホーリー
もみの木
ヒムロ杉
丸葉ユーカリ

バランスよく枝を持つのがなかなか難儀なブーケでした。

写真では立体感が伝わり難いですが、奥行きのあるブーケに仕上がりました。

posted by みほこ at 22:56| Comment(0) | 幸せな時間&手作りの記録  | 更新情報をチェックする

2019年12月01日

アドベントアレンジ

今年は、フラワーアレンジメントでアドベント用のキャンドルを用意。
クリスチャンでもないのに、良いのかな…と思わなくもありませんが、季節を感じるものが生活空間にあるのはよいことなので、いつのもお花のレッスンで作ってきました。

長持ちするよう、ドライにしても大丈夫な枝ものでアレンジづくり。

【花材】
ヒムロ杉
ブルーアイス
ユーカリ ポポラス
エリンジウム
ペッパーベリーをゴールドに染めたもの ちょっとキラキラ感を出すためのもの。

花材を四つの土台に黙々と指す作業。飾りものは違うものが4種類。
土台も背の高いものと低いモノ2個ずつで雰囲気が変わるようになっておりました。

90分間のレッスン時間で完成していない方が多い、という先生からの予告があったので、みな、黙々と作業。
殆どの方が時間内に完成させておりました。


今日は、今年の第一回目のアドベントの日。
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実際のレッスン日は、2019年11月15日でした。



posted by みほこ at 23:06| Comment(0) | 幸せな時間&手作りの記録  | 更新情報をチェックする