2006年08月18日

2006フィンランド・ラリーよりお届けします その3 - 1/2

本日のユヴァスキュラのお天気。
曇り、ときどき大雨、のち晴れ。思い出したように雨。

とても変わりやすいお天気の中、ラリーが展開しています。
朝8時に一台目の車が出発。以後、2分ごとにエントリーしている車が出発していきました。朝一番のエントリーは、全部で101台。各ステージで2台から3台の車がリタイヤしている模様です。今日からの仕事場は、メディア・センター。屋内で普通のお客様が入ってこられない場所なので、会場の内外がどのくらい盛り上がっているのか、直接様子を感じることはなかなかできませんでしたが、エンジン音は聞こえてくるので、あ・・・出発していくなという様子を感じることができました。ステージが連続している場合は、取材陣もほぼ出払っているので、本当に静かになりますが、車がメンテナンスに戻ってくると、取材陣も戻ってくるので、急にメディア・センターの机がいっぱいになります。
各ステージの結果がネットで配信されるこの時代、メディア・センターの中は実は、とても静かです。各人が、ネットを通じてほぼ同時に情報を得ることができるので、わざわざ結果を出力したものを大量に用意する必要もなく便利な世の中になりました。そんな中、メディア・センターで配信する大切な速報といえば、上位のドライバーたちのゴール後のコメントを発信する「フラッシュ・インフォ」でしょうか。ドライバーたちがゴールをした順番に、大会専属のインタビュアーが短いコメントをもらい、本部へ打診。英語、フィンランド語、フランス語に訳されて紙にして発表します。実は、このフラッシュ・インフォも大会のHPに順次にアップされるので、ネットの傍らにいられる人は、世界どこからでもほぼ同時に様子を知ることができるようになっています。

このメディア・チームで10年以上ボランティア・スタッフとして参加している人たちの話を聞くとネット時代が到来する前は、いかに「たいへんだったか」ということがわかります。まず、各ステージの結果は、電話で伝えられてリスト化します。それを、コピーを用意するだけでなく、各所へまたファックスで配信していきます。一時期、ヘルシンキとユヴァスキュラの間を「ラリー列車」が運行していたそうで、そのラリー列車へ結果をファックスするという任務もあったとか。もちろん、ファックスはこのラリー列車に取り付けられているので、普通の事務所に取り付けられているファックスと違い、送信できた、できない・・・の確認がたいへんだったとか。このラリー列車は、列車からちょうどラリーの様子を見ることができるポイントで停車して観戦するというものだったそうです。なかなかしゃれているというか・・・なんというか。
また、海外から来ている記者たちは、電話通信で本国へニュースを打診していたので、電話がつながる、つながらない・・・というもあったとか。今のように携帯電話の時代ではないので、全員がメディア・センターから電話をかけ、ファックスを送信していたわけで、ずいぶんにぎやかだっただろうなと思います。

今日の出来事

今日の、私の当番中で面白かった出来事は、フィンランドのラジオ局の人が、おもむろにマイクを取り出して、午前中の結果をしゃべり出したこと。録音して送信する仕組みになっているようでしたが、いきなり大きな声で「こちら、ユヴァスキュラのフィンランド・ラリーよりお届けします・・・」と始まったときは、スタッフ一同、瞬間動作が止まりました。アナウンサーかレポーターを兼務している人なのでしょうか、「話すこと」を生業としている人だけあって、声も太くて低くて、なおかつよく通るいい声なんです。広いオーディトリアム全体にびんびんと響き渡っていました。途中、何回か言い直している場面があって、それを聞いていた録音しているということに気が付かずにいたスタッフが、まねをし始め、別のスタッフが、「静かに、静かに・・・」とジェスチャーで伝える場面も。そんな様子を見ていた私は、噴き出しそうになりましたが、何とか我慢してこらえましたよ。

明日は、ユヴァスキュラから60キロほど離れたところで最初のステージがスタートします。スタート時間も朝7時と早いので、最初のレース・カーの出発は朝6時。最後に車が戻ってこなければいけない時間は23時。またまた、なが〜い一日です。

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おなかがすいては しごとは できません・・・
posted by みほこ at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 夏休み2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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