2012年03月25日

夏時間初日 ヘルシンキ滞在中

ヘルシンキ滞在中でございます。
日曜日にお店がオープンするのも定着し、人もたくさん町に繰り出しております。

仕事での滞在のため、街をふらふら歩きまわるのは今日が唯一可能な日。本当は、今日一日、街の中をがしがしと歩きまわろうと思っていたのに、朝起きたらなんだか道が白いではないですか。これですっかり出鼻をくじかれた感じです。でも、まあ、昨年もこの時期はまだ少しだけ雪が降っていたりして、街を歩くのがけっこうたいへんだったことも思い出しました。

今年は、フィンランドの女流画家Helene Schjerfbeck(ヘレネ・シェルフベック)の生誕150周年記念の年だそうで、フィンランド国内で8つもの特別展が開催されるのだとか。その一つ、ちょうどヘルシンキで開催されている特別展に出かけました。

いわゆる高級住宅街の一角にある旧名士の自宅を美術館にしたところ。地続きとはいえ、「島」にある美術館なので、景色がなんとも言えないフィンランドらしい美しさなのですね。水域があって、その向こうに木々の風景が広がり、青い空も目の高さで愛でることができる、という景色。常設の絵と、特別展の絵画の展示も楽しみましたが、風景を楽しむというのも一見の価値ありのギャラリーだったと思います。

Helene Schjerfbeckの作品群の中でも自画像は興味を引く作品です。生涯40点もの自画像を描いているそうですが、外見の変化を表現するというより、内面の変化が表現されていて(と、私は思います)作品が時系列にならぶと、その変化があまりにもはっきりわかり、恐ろしいくらいです。

フィンランド全土で展開される特別展は、同じものが巡回するのではなく、各美術館が独自の企画で開催するものなので、フィンランドの人たちは楽しみにしている人が多いのではないかな、と想像されます。

今日も、お友だち同士連れだってとか、家族づれとか、海外からの客様を連れて来ている人がひっきりなしに到着していました。

今年、フィンランドに来る(行く)機会がある方には、ぜひとも観てください!とお勧めしたい画家さんです。ちなみに、アテネウム美術館@ヘルシンキでは、6月1日〜10月14日で特別展が開催され、初期から晩年まで、すべての時代の300点もの作品が展示されるそうですよ。

シェルフベックについては、画集も数冊出ているし、研究者による書籍も出始め、10年ほど前には小説にもなっており、ハードカバーで出された後、数年前にはペーパーバックにもなり、これだけ時間が経過しているのに、書店に必ずその本があるということは、フィンランド国内での関心の高さ、人気の高さを表していると思われます。

今日はもう一つ、常設展の中から好きな作品に出会えました。Albert Edelfeltの作品で、男の子たちが夏の水辺で遊んでいるという作品。
アテネウム美術館に常設されている作品の中にもほぼ同じタイトルがあるのだけれど、今日観た作品もまたほのぼのとできるものでした。

本日のヘルシンキ 夕方

25-3-2012-5.jpg

午後5時半頃。
日が長くなっております。
でも、空気は冷たくて、風も強めでした。

2週間後はイースターなので、そろそろ町は黄色くなって来ているようですね。

posted by みほこ at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 春2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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