2015年01月25日

【映画鑑賞記】『単騎、千里を走る。』

今さらながら説明の必要もない、高倉健さんが主演の日中合作映画。中国の奥地まで、たった一人で乗り込んで撮影に臨んだという映画です。
昨年の悲報から、映画館で出演された映画を上映するところはないかしら、と待ち望んでいたところ、有楽町スバル座で、週替わりで計六本上映されることを知り、上映予定作品の中にこの「単騎、千里を走る。」があって無事、スケジュールに入れることができました。
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おそらく、監督が伝えたかったことは、こんなことなのではないか、ということは、丸見えと言えるほどに伝わって来る映画です。それとは別に、理解できない言葉環境の中で、やりとりを傍観するしかない「高田さん」。共通言語がないが故にお互いに必死に意思を伝え、理解しようとする「高田さん」と「邸林」さん。ヤンヤンを見守る人たちの温かさ。演技なのか、それともドキュメンタリーでそのままカメラを回していたのではないかと思われるような、「高田さん」とヤンヤンとのやりとり。自分の意思を表現するのがとっても下手だけれど、伝えなければ何も始まらないからと、一生懸命になる「高田さん」。「高田さん」と義理の娘「りえさん」との手紙や電話でのやりとり。「高田さん」がヤンヤンや村の人たちと分かれるときの、村の人たちが見送るシーン。
2時間弱の映画の中で、物語を追いながら、こんなにもいろいろなシーンが印象に残る映画って、好きだと思った証なのだと思います。

フィルム映画なので、フィルムが切り替わるときに右上に出るパンチを久しぶりに見ました。こういう映画ってもうないんですよね。


posted by みほこ at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・演劇・音楽・読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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