2016年11月06日

巨山 Jättiläinen @ フィンランド映画祭 2016

2012年にフィンランドで社会的にも政治的にも大きな問題となった鉱山の開発に端を発する環境問題を題材とした映画。

事実をトレイスしているだけではなく、脚本上、フィクション部分もある、という注意書きで始まりました。

私の個人的な驚きは、問題が発覚してから映像化されるまでの早さ。関係者には丁寧に取材をして作られたものだと思うのだけれど、だからこそ、全てがノンフィクションと感じる内容でした。
特に環境や利権が関わる問題は、残念ながらどこの国にでもあることで、こんな風に道は踏み外されて行くのか、と。

フィンランド要素もあちこちに散りばめられておりました。サウナ会議や仲間で行くハンティングの位置付けとか、ネットワーキングするための勇気を奮い立たせる秘訣、内輪のミーティングの様子や働く環境。極め付けは、英語で作られている投資家向けの会社のプロモビデオ。当たり前のことなのだけれど、へぇ、と思う日本との違い探し、という視点でも楽しめます。

映画の終わり方もまた独特で、今も全てが解決はしていないことだからこそ、の終わり方だったように思いました。



posted by みほこ at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・演劇・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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