2017年04月01日

【観劇記】宝塚歌劇団 花組 全国ツアー公演@神奈川

ミュージカル
『仮面のロマネスク』
〜ラクロ作「危険な関係」より〜
脚本/柴田 侑宏 演出/中村 暁

スパークリング・ショー
『EXCITER!!2017』
作・演出/藤井 大介

今回は、ショーを観たくてチケット手配をしたようなものでした。
初演2009年と再演の2010年に花組さんで上演されたときも観ていて、全ツで再演と知って信じられないほど嬉しかったのですが、全ツで公演数も限られているし、楽しい作品故、チケットを取るのは難しいかも、と多少覚悟しておりましたが、何とか2回神奈川公演チケットを確保できました。

まずは、ショーの感想。

当然、大劇場公演の時のような迫力はありませんが、神奈川県民ホールに集まったお客さまはほとんどこのショーの凄さ、かっこよさ、緩急、強弱を心得ているものと思われ、乗せる乗せる!前奏が流れただけでざわめきが起こったくらいです。

神奈川初日のソワレは、マイクの微調整が上手くいっていなかったのか、何をしゃべっているのか聞き取りにくいところもありましたが、2日目午前公演は、ばっちりで、その上、生徒さんたちも会場に慣れたのか、のびのびされていました。

初演、再演時にやっていた方々のことも思い出され、どれだけこの作品が好きだったのか、と自分でも呆れるほど。花組さん全員バージョン、つまり、大劇場公演で、雰囲気の合うトップさんで、カッコつけられる花男と花娘が揃っている時期にまたやって欲しいです。

『仮面のロマネスク』は、初観劇。人間関係が複雑そうだったので、予習をしようと原作のラクロの『危険な関係』を読み始めたものの、半ばで挫折。挫折の理由は、延々と600ページも続く書簡のやり取りで進むまどろっこしさとその内容。こういうお話は虚しいだけで読むものではないな、と。ある意味、この超長編を分かりやすく90分の台本にまとめてくださった脚本家先生に脱帽、そして感謝。
初回は案の定、衣装がよく変わることもあって人間関係がよく掴めず、お話について行くのにも一苦労。2回目は、オペラグラスで、誰がどこで何をやっているのか確認しながら観劇。乱れた人間関係のお陰で、一つの舞台の上で複数の出来事が起こっており、鳥瞰で見ていないと話についていけなくなるのだけれど、視線や動作を確認するにはオペラがないと分からない距離で忙しなかったものの流れもしっかり理解できたので、あっという間の90分でした。
それにしても、あの時代のフランス上流階級は、本当にこんなこと位しか楽しみがなかなかったのかしら、と不思議です。
ラベル:花組 宝塚
posted by みほこ at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・演劇・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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