ムーミンコミックス展@そごう美術館 

ムーミンコミックス展
@そごう美術館(横浜そごう)

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2022年初のお出かけは、横浜そごうで開催中(2022年1月10日まで)のムーミンコミックス展。元旦9時に開店するデパートを目指しました。横浜駅構内の他のお店は、1月2日が初売りの中、そごうは、元旦から営業。福袋を目指してこられている方々で、地下フロアは特にどこのお店も長蛇の列でございました。そんな人の波を越えて、上階へ行くと、とつぜん、人のいない空間が。入り口は閑散。ちょっと恥ずかしいくらいでしたが、一人で堪能させていただきました。
ムーミンの新聞連載コミックスされた作品の原画やラフスケッチなどの展示で、作品一つ一つが小さいものだったので、ゆっくりと観て、吹き出しのセリフも読むことができてとてもありがたい空間でした。

コミック作品は、日本語訳も出ていますが(筑摩書房から14冊)残念ながら、私はちゃんと手に取ったことがなく、コミックだけで登場したキャラクターがいること、トーベの後を、弟のラルスが描いていたことを何となく知っている程度で展覧会会場へ。
トーベの原画を見ている時、映画『トーベ』を観ていたためか、ペンが紙の上を走るときの音が耳元に聞こえるようでした。また、ラルスが描いた原画も並んでいたため、二人の描くムーミンの持つ雰囲気の違いもはっきりと感じとることができました。また、ラルス・ヤンソンが一人で描いた作品は未邦訳ばかりなので、とても新鮮でした。描き手が変わると、すべてが変わるわけですが、彼の描いた作品もまた、いろいろな見方ができて興味深いものも多いはず。いつの日か、日本にも、まとめてちゃんと紹介される日が来てくれることを祈っています。





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