盆栽というものに初めてまともに対峙しました。
正しくは、フィンランドから生け花、庭園、盆栽について、短期実地研修・見学に来た人にくっついて歩いた今日は、盆栽の日だったというわけです。
私が最も気持ちを魅かれた盆栽。
樹齢200年以上の盆栽とか、戦前に盆栽にされたものだとかを見せていただきました。もう秋なので、もちろん、常緑樹以外の盆栽はすっかり葉を落としていたり、落ちかけていたりしましたが、逆に盆栽の枝の細かい張り振りがよく判って、枝の分かれ方が細かければ細かいほど小さい木なのに大きく見えたりして、目の錯覚というのはすごいものだと思いました。柿の木の盆栽もあって、小さくしっかりとした柿の実がなっているのです。ブルーベリーの盆栽もトライしておられましたが、これは、うまく行かなかった・・・と、職人さんはおっしゃっておられました。ブルーベリーを盆栽に!?あれ?と思われた方。きっと、フィンランドを初め、北欧、ヨーロッパのブルーベリーが頭に浮かびましたね。
北米系のブルーベリーは、ブッシュのように背が高くなるので盆栽のようにすることも可能らしいですが、不向きだとのこと。
樹木ならなんでも盆栽にできるのだけれど、枝の張り方などで、不向きなものもあるんですって。だから、白樺の盆栽は存在しないのだとか。
フィンランドから来た人が一番魅かれた盆栽は、まっすぐにすくっと成長した樹木でシンメトリーに整えられたもの。私たち日本人が魅かれたものは、いかにも山の中や海岸で風雨に晒されて傾いたであろうことを想像できる、ちょっと手が加えられて樹木に流れが感じられるもの。職人さんのお話では、やはり日本人の侘び寂びの世界がわかる西洋人はまだなかなか少なくて、シンプルなのを好まれるとのことでした。でも、ヨーロッパでの盆栽人気は年々熱くなっているそうです。

