2013年10月10日

【映画鑑賞記】 すべては愛のために Kaikella rakkaudella

【映画鑑賞記】 すべては愛のために Kaikella rakkaudella

フィンランド映画祭2013で二本目。
二次元進行なのか、何処かでシンクロするのかが分からず、全貌が見えてきて、やっと納得。

映画の始まりのシーンで、こう来たか…と。でも、話が進むうちに、あれ?ちょっと違うぞ、と。人との出会い方が、いかにもあり得そう、というものと、いや、まさか…というものとがあって、その辺りから混乱気味に。

コメディと分類されていたけれど、それは果たしてどうかしら。見た人に映画タイトルで監督が伝えたかったことを考えさせる映画なのかな、と思ってしまいました。

生きるというのは、誰かを愛しているがため…なのか、
自分の愛を誰かに伝えるために生きているのか、愛している誰か、のために生きるのか…こんな風に段々わからなくなってくるわけです。

毎度のことながら、ちょっと考えなければ腑に落ちない、納得するのが難しい映画を観るとしばらく考え込みます。そして、少しずついい映画だったな、と思えるようになります。

今回は、主人公のカメラマン(それも絵はがきになる写真を撮っている)のハガキを書くことに絡めた台詞が良かったのだけれど、はっきりと記憶できていなくて残念。





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2013年10月06日

【映画鑑賞記】結婚をダメにする21の習慣 21 tapaa pilata avioliitto (フィンランド映画祭2013)

今年のフィンランド映画祭は、上映映画館が六本木で楽でした。
初日三本目の『結婚をダメにする21の習慣』を見てまいりました。

内容に触れるようなことは書いておりませんが、鑑賞前の方で印象の影響を受けたくないという方は、先は読まれませぬように・・・

一緒に見に行った者(男性・けっこう映画好きでこだわり有。)の感想は「なかなか面白かったよ。それに、フィンランド語は、日本人の耳に耳触りがいいね。」とのことでした。

この映画だけ、まだ2回上映があるの。両方とも、満席になってくれるといいな・・・
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2013年08月28日

【映画鑑賞記】ホワイトハウス•ダウン


見終わった直後は、なんだかな…どういえば良いのかな…面白いって表現は変だし、アメリカ凄いだろって見せつけられているだけの様にも思えて何にも感想が書けない映画かも、と思っていたのだけれど、少し時間が経ってみると、なかなか面白い映画だったと感じるようになりました。

楽しめる要素はたくさん。
国の中枢を握ってやるという不埒なことを考えているじい様たち。それに、世の中のあることに不平不満を抱いているちょっと暴力的なグループがお金で釣られて協力。でも、本当は主義主張が違うということが“作戦”の真最中にわかってがたがたと崩れるあたり、人間模様がくっきり。

ホワイトハウスの一般見学ツアーのガイドのお兄さんのホワイトハウス愛は、全ての“アイラブ仕事”、“アイラブ大好きなこと”な人が重なり、どきどきの連続な映画の中でその一生懸命さに笑わせてもらいました。

大統領もその心意気が格好よしだし、シークレットサービス希望の主人公の正義感と、子どもの心を取り戻したくて必死なお父さんぶりも格好よいなあ、と思ってしまいました。
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2013年08月09日

【映画鑑賞記】図書館戦争

このところ観た映画、観た舞台の感想を必ずしも書いてはおりませんが、ぼちぼち観に出かけております。

で、図書館戦争。演じている人たちに惹かれて観に行きました。観てから、原作を読みたくなって、別冊も含めまとめ読みしました。

物凄いテーマの作品を作り出したものだと思います。登場人物については、よくもまあ、こんなにも個性的な人たちを生み出したなあと。娯楽として楽しめるだけでなく、今の日本の社会は、いったいどうなのか?本当にこれでいいのか?と考えるきっかけにもなる作品だと思いました。

もっと人間関係や、彼らの日々の生活の中での出来事、今後への伏線として描けるのではないかと思われるエピソードもあったと思うので、映画の中で、あそこまて戦闘場面を作る必要があったのかと、その点だけは疑問。原作は、一気読みしたほどだったので壷にはまったのでしょう。映画も続編を期待してます。

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2013年05月14日

のんきな週末

週末に、男声合唱団の演奏会に行きました。
横文字の曲も多かったですが、黒人霊歌は、男声合唱団ならでは。
でも、歌詞が即座に理解出来ないと、聞いていてもあまり面白いとは思えませんね。ハーモニーとリズムを楽しむ感じかな。

その点、日本の歌は、歌詞を知っていたり、旋律を知っていて、馴染みもある曲が多い上、なんと言っても母語の歌ですから、入りやすいですね。その世界に。

それにしても…と思うのは、何で楽しく歌えないのかしらということ。単に口から音程のある音を出しているだけで、感情がない。表情がない。全てが楽しいという感情だけでは片付かないのが音楽だと思うけれど、それにしても、大真面目に歌い過ぎ。ハーモニーを綺麗にすることだけにこだわり過ぎてやいないかと。
トップテナーとベースには、声と声量の素晴らしい方々がおられるので、尚更もったいないなあと。

あら…思わず、おもいっきり批評になってしまったかしら?

演奏会の後は、先輩たちと女子会。
人生の先輩たちでもあるので、お話しを聞くだけて、ふむふむ、なるほど…と、なるわけです。それに、おしゃべりが、上手。それぞれに、全く違った環境で生活している方々なので、物の見方が違ったり、感覚が違って、面白い。過去の話になると、もちろん時代の違いが表れるわけで、それもまた、面白いことだと思うのです。

しょっちゅう会える方たちではないですが、何かのおりに、季節の変わり目とか…記念日とかに、定期的にお目にかかれると良いなあと思います。
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2013年04月21日

【コンサート鑑賞記】ピエタリ・インキネンのシベリウス・チクルス II @サントリーホール

クラシックのコンサートに足を運ぶのは稀だ。
レコードやCDで演奏を楽しむことは気軽にできても、コンサートホールに出かけるのは、けっこうエネルギーが必要だったりする。何せ生演奏を聴くというのは、その演奏だけに集中するわけで、ながら聴きができない。なぜ、じっと演奏している姿を見ながら、微動だにせず、息も殺して聴かなければいけないのか・・・などと変なことを考えてしまうのだ。音の並びがわかりやすく、つまりメロディーに無理がなく、なおかつ情景が浮かびやすい作品の場合は、たとえ初めて聴く曲であっても、曲の世界に入り込みやすいので演奏会に出かけて聴く醍醐味もあると思うのだが・・・

さて、今回の演奏会。
でかける気持ちになったのには、演奏曲目がシベリウスの交響曲2番と4番であったこと、指揮者がフィンランド人であったこと・・・そして、誘われたから。

4番は、どちらかというと苦手な曲目。でも、抑えた音での弦楽器、弦楽器と管楽器の呼応など、視覚的にも楽しみました。

大いに期待した第2番。重すぎず、うたわせ過ぎず、割と淡々とした印象。この印象は、期待とは違った点。
フィンランドの初夏、夏、そして秋の風景がところどころ見え隠れ。何度か弦楽器の多重音が渦巻いて吸込まれるように感じたことがありました。この曲は、作曲された当時のフィンランドの置かれた境遇にどうしても思いを馳せさせる作品です。4楽章後半では、チェリストさんたちが、酔って演奏しているなぁと思いましたが、聴いている者が引き込まれるということは、当然、演奏者は曲に飲み込まれていますよね。でも、陶酔されている姿を観ると、私などは引きますけど。

いずれの曲も弦楽器の方々はそうとう大変ではなかったかと思います。音量を抑えて演奏する部分が、半端なく抑えられていて、だからこそ、浪々と歌うような曲想の部分に迫力があったのでしょうけれど・・・演奏を終えてから、思わず腕を振っていたコンサートマスターの後ろ姿が印象的でした。


2013年4月19日金曜日
午後7時開演
サントリーホール
日本フィルハーモニー交響楽団 
第355回名曲コンサート
指揮 ピエタリ・インキネン(主席客演指揮者)
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2013年04月12日

【映画鑑賞記】恋する輪廻 オーム シャンティ オーム

先日の映画の日に観た映画二本目。

最終の上映回であれば、踊れる!と案内があり、ん⁈何だ⁈と。観て分かりました。妙に踊りたくなるシーンがありましたもの。

2時間50分の長編で、前半は意識を半分失っていたところもありましたが(周りもかなり意識失っていたと思います。そういう気配がそこここに。)、何々?この話の流れ、と言う場面からは断然面白くなり、あら、まあ、何、これ?と思いながら、途中、ハラハラ、どきどきしつつ最後まで無事鑑賞。

妙に癖になりそうな、何だか不思議楽しい映画でした。

それにしても、インドの女優さんのきれいさといったらありません。
目鼻立ちのくっきり度合いが半端ない。お化粧で目をがっちり強調しているので、よりくっきり。2D映画なのに、顔だけ3Dかと思うほど(ちょっと大げさ?)。



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2013年04月08日

【映画鑑賞記】「マリーゴールドホテルで会いましょう」

4月1日の映画の日に、仕事がお休みだったので映画のはしごをいたしました。
一本目は、「マリゴールドホテルで会いましょう」(原題 The Best Exotic Marigold Hotel)
舞台がインド故に興味度もぐんと上がりました。
街の喧騒。独特なイントネーションとリズムのインド英語。役柄それぞれの発言や行動には、それまでのそれぞれの人生が見え隠れ。この先、どんな風に年を重ねて行くのかを考えざるを得なくなった人たちがインドという、余りあるほどの活気にあふれた国の都会で過ごす中でおっかなびっくりの滞在者から、“インド流”に翻弄され、驚きながらもインドでの生活者へと進化していく様が見事なまでに描きだされている映画でした。
映画の製作国と舞台となる国が違う場合、何もその国を舞台にしなくても良いのではないか、と思う作品もあるけれど、この作品は、イギリス人がインドに行くから違和感がなく、いい映画だと素直に思えました。


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2013年03月29日

【観劇記】宝塚歌劇団 花組 オーシャンズ11 東京公演初日

とても久しぶりの宝塚観劇。

しばらく劇場周辺に行っていなかったので劇場隣が一大工事現場となっていたのには驚きました。

さて、初日。立見もあって、わくわく感も高く、楽しいひと時でした。

初演の星組さんを観ているので、どうしても瞬間的に比較してしまう場面もあったのだけれど、それは、出演者の個性の違いで、どちらが本能的に好きと感じるからなのでしょうか。

花組さんは本当にイケメン揃いなので、(顔だけでなく、ポーズもいちいち格好良し)特に上級生が前面に出てくると鳥肌もの。

星組オーシャンズを観てから、映画のオーシャンズ全作品を観て、11が断トツに面白いと思うのだけれど、舞台での展開の方が面白い点もございます。

ごく一部の上級生にしかスポットが当たらないオリジナル作品より、しっかりとした性格と役柄が多く、それぞれに出番もある原作を元に作られた作品の方が、80人余りの出演者を抱える宝塚には良いのかも。どちらかというと、脇役に目が行くので、特にそういう風に感じるのではと、思います。

兎にも角にも、初日。おめでとうございます。

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2013年03月15日

【映画鑑賞記】『レ・ミゼラブル』

映画公開直後から観たいと思っていた『レ・ミゼラブル』
アカデミー賞が発表されたお蔭で上映期間が延長されてやっと観ることができました。

日本で初演された年に2回観劇。その後、数年経過してからロンドンで観劇。
ロンドンでの観劇は、いろいろな面で衝撃でした。劇場の構造、観客の雰囲気、そしてキャストたちの表現力。言語が違うこといよる曲の印象の違い。

今回映画を観て、ああ、この物語は、ジャン・バルジャンのお話しなのだということがようやくはっきりとわかりました。子どもコゼットがロゴマーク的に使われているため、どこかで、これはコゼットの物語と思い込んでいるところがありました。映画のお蔭で舞台で観ていたときは、理解できなかったことも、映像の助けもあってよく分かりましたしね。一部の歌がとても有名になっているけれど、全ての歌を聴き直して、自分が好きな歌は別の歌だったな、と。



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2013年03月10日

【映画鑑賞記】『王になった男』

久しぶりに都心まで映画を観に出かけました。けっきょく一日仕事・・・。
映画観て、お昼食べて、帰ってくるだけで夕方に。なんだかな。

さて肝心の映画。『王になった男』
歴史ドラマをまめまめしく観ているおかげで(?)李氏朝鮮王朝の歴代王のこと、
じょじょに整理されてきております。

王様は、毒殺されるかもしれない恐怖と、謀反を起こされるかもしれない恐怖。
大臣たちの派閥による駆け引き。私利私欲のために、ずるい政策を掲げようとする大臣と
王との駆け引き。誇張されている点があったとしてもこんな駆け引きが日常茶飯事だったとすれば、
王様って本当にたいへんだったのね・・・と思います。

王の影武者が王様として15日間を過ごす間のことが描かれているのだけれど、王の生活は、
庶民には知られていないことがたくさん。それを、影武者が驚きながら体験して行く様子を
通して、「今さら聞けない・・」的なことも描かれており笑いの場面もたくさん。
なにより、王様イ・ビョンホンと、道化師=影武者イ・ビョンホンの違いが秀逸。
目つきだけでわかるところが凄いです。

王様を取り巻く人たちも味があり、影武者が王らしくなっていくことに喜んでいたり、
どこか応援していたり、そんな感情の変化が、初見にもかかわらずはっきりと見て取れた映画でした。

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2013年02月10日

【映画鑑賞記】『ムーンライズ・キングダム』

観たい映画は他にもあったものの、とりあえず、ほのぼのした気分になれそうな映画を、ということで『ムーンライズ・キングダム』を選択。

映画監督にこだわって映画を選ぶことはなく、だいたい予告篇をみていて印象に残っているものか、フライヤーやキャストで決めているのだけれど、あまりにも不思議な映画だったので、調べてみたらウェス・アンダーソン監督という方が、なかなかの映画通好みの監督なのかなということを知りました。

<感想など>
ストーリーは複雑ではなく(不思議なオッチャンが、現地レポートしている風なシーンが挿入されていて、主人公たちと無関係なのかと思ったら、ちゃんと接点もあるのが不思議)、小道具や設定、音楽の使い方が面白い。時代設定が1965年というところも、私的にはツボ。私自身がもう少しだけ早く生まれて、あの時代に「子ども時代」を過ごしていたら、もっと面白かっただろうなとちょっと羨ましい映画でもありました。

音楽の使い方がとても面白くて、特にブリテン作曲の「青少年のための管弦楽入門」に乗せての映画冒頭は、2013年の現代から、ちょっと昔の時代設定へ、現実世界からお伽の世界へといざなってくれました。


とにかく、とっても不思議な映画で、たぶん、この映画について、何かを書くのであれば、哲学的に物事を考える人が適任で、私なんぞが観たというだけで、感想を書くのは、おそれ多い作品なのかもしれないけれど、おすすめです。
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2013年01月12日

図書館・大型書店、そして地元の書店

昨年は、本当に怠惰な一年で、その結果として、本というものをほとんど読まずに過ごした。
カバンの中には、常時1冊は文庫本が入っているのだか、開くことができなかったのだ。

今年は、そんなことにならないように、と久しぶりに新年から図書館に出かけ、近所の書店、ちょっと大型書店にもふらりと立ち寄るようにしている。書店に立ち寄るのは、けっこう危険な行為なのだけれど・・・
何が危険かというと、必ず買ってしまうのだ。本を。

図書館は、書店では見かけることが少ない全集などに目を走らせ、お値段が張るのでなかなか自分では購入できないものに目を光らせる。近所の書店は、新刊本や雑誌をチェックするのが中心かな。
そして、大型書店。
大型店では、上から下へ移動しながらふらふらと棚の間を回るのが楽しい。

神保町の三省堂だと、児童書・絵本のコーナーと文学コーナーは必須。時間があると高校参考書のコーナーなんぞを見てしまうこともある。
科学新興新社発行のモノグラフ・シリーズが好きなのだ。大学への数学とか、解法のテクニックを手に取るとわくわくしてくるのだ。当時は相当苦労したけれど、今なら、もう少し要領よく解答できるように思っている今日この頃。

神保町でもう一軒。書泉グランデ。
2階の自然科学系の書籍の取り揃えにいつもわくわくさせてもらっています。

現在のもっとも近くの大型書店は、池袋。ジュンク堂。
リブロもあるけれど、圧倒的にジュンク堂。

数年にわたって7階の一角で開催されていた「著名人」店長による期間限定書店がいつもはずせないコーナーだ。今はなくなっているけれど、また、復活してくれると嬉しいと思う。
楽譜も辞書類も妙に充実しているし、『ユリイカ』がバックナンバーとともに並んでいることも嬉しい点だ。
『ユリイカ』が特集を組む人やテーマについて、私が実際に興味を持ち出すのは、その号が発売されてからずいぶん時間が経過してからということが多い。流行に乗り遅れているということでもあるのだが、それゆえにバックナンバーがあることそのものがありがたいのだ。次に読む本を探すとき、よく売れている本や平積みされる新刊本から探すのであれば、ネット書店でもよく売れている本として「ランク入り」しているだろうから、そこで情報を確認して入手するのも良いだろう。でも、それだけでは、本当に面白い本、興味をひかれる本はまず見過ごしているはずだ。流行ではない、意外な本との出会いがあるのは、書店に実際に足を運んだ時に限る。そして、自分では思いつかないキーワードの本に出会うこと、これは、実店舗に行ったときならでは楽しみだ。

今日は、買い物の最後にジュンク堂書店へ。
何度か手に取って、今まで保留にしていた『書店員が本当に売りたかった本 〜ジュンク堂書店新宿店〜』をとうとう購入。どのPOPも読むとどういうわけか涙が出てしまいます。たぶん、大イベントに向かうような意気込みで書店員の方々は、その日へ向けて本を紹介し続け、本好きの人たちを熱くさせたのだと感じます。その熱気がPOPの文字から、メッセージからあふれ出ている感じです。



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2012年12月08日

年末カウントダウン その8 【映画鑑賞記】『砂漠でサーモン・フィッシング』

映画館でチラシを見て気になり、前回見た映画(『のぼうの城』)の際にみた予告編を見て、これはきっと面白い映画に違いないと確信し、公開初日に見に行ってしまった映画。『砂漠でサーモン・フィッシング』(Salmon fishing in the Yemen)
日本語映画タイトルの色使いがまずツボにはまりました。

salmon.jpg


こんな無茶苦茶な構想の映画がSFやら冒険ものではなく、超現実の世界で起こりそうなこととして描かれていることがすごいです。

登場人物もそれぞれに魅力的。特に首相広報官とサーモン・プロジェクトの「発起人」であるイエメンの大富豪の存在感には心躍りました。大富豪シャイフの発する台詞には、そういうものの考え方、物事のとらえ方って素敵だなと感じることがたびたびありました。
一方、首相広報官の仕事ぶりを見るにつけ、現実の世界でももしかして、多かれ少なかれこんな情報操作が行われているに違いないとも思います。かなり面白く誇張して描かれていましたけど。

それにストーリーのテンポも適度にスピーディーで見ていて快適。

その他、今回珍しく気になったことは、服装。スコットランドに滞在しているとき英国人は、みなハンチング帽をかぶっているというシーンがあって、役者たちも格好よく着こなしていたけれど、何よりも、その土地で生まれた生地や色合いは、その風景にぴったり合うのだなと。
イエメンに滞在しているときの服装は、シンプルなのだけれど、おしゃれに見えるからすごいです。最後の場面でハリエットが着ていたブラウスなんて、とってもかわいかったもの。

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2012年11月24日

【映画鑑賞記】『のぼうの城』

【映画鑑賞記】

『のぼうの城』


「天地明察」も「鍵泥棒のメソッド」も見逃しておりますが、こちらは何とか間に合いました。

この当時の馬はこんなに格好良かったのだるろうか?と馬を颯爽と駆るシーンを見ながら思い、言葉遣いがその時代風であったり超現代になっていたり、キャラクターによって使い分けがなされているだろうことに、多少違和感があってひっかかりました。でも、戦のシーンが始まると、そんなことはどうでもよくなりました。主役の野村萬斎さんのひょうひょうとしているのだか、情けないのか、策士なのかがよくわからない主人公が面白く、超真面目な佐藤浩市さん演じる、家中一の家臣も野村萬斎さんとの落差があって面白くしていたと思います。石田三成側の三人組も、特に平岳大さんがいい味をだしていたかなと思いました。
麦踏みや田植えに歌や踊りを歌って農作業。そして、敵の兵の心もつかんでしまう田楽踊り。このシーン、意外と長かったと思うのだけど長さを感じないところは流石でした。

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2012年11月18日

【観劇記】宝塚歌劇団 花組 バウ・ミュージカル 『Victorian Jazz(ヴィクトリアン ジャズ)』

【観劇記】
宝塚歌劇団 花組 バウ・ミュージカル
『Victorian Jazz(ヴィクトリアン ジャズ)』


観劇をほぼ欠かさない組の好きな生徒さんがわんさか出演し、お話も面白そうなのに東京まで来ないと言うので奮発して本拠地まで出かけました。チケットの確保は容易でしたが、宿の確保をぐずぐずしていたら、予想外の展開になり宿無しになりそうでしたが、発想を変えて探したら普段通勤する時間に比較すれば楽なところにホテルも確保でき、プチ阪神地方観光もできたのでよかったのかも。

バウホールは、こじんまりとした良いホールですね。緞帳が下りたあとの観客の反応もよかったと思います。ストーリーは、ご都合主義満載でしたが、コメディなので許せます。そのご都合主義が、笑いの元でしたから。

コメディですが、きちんと感動の場面は用意されていて、その場面を作り出したのが準主役だったのも味噌かも。

せっかく本拠地まで遠征したので観劇は当然複数回。客席のノリも回ごとに違うし、小芝居も微妙に違うので観るこちらも気は抜けないのですが、楽しい二日間でした。千秋楽までにどんな風に進化するのか、気になります。もう、行けないけど…

大劇場公演では1人で歌ったり、台詞を言ったりすることがない中堅や下級生も少しではあっても声を聞くことができる機会があるのも楽しみでした。
男役は、今回、葉巻だか、タバコだかを小道具に使っていたのだけれど、これは、流石に組長さんが一日の長で、一番格好よかったです。
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2012年10月12日

【観劇記】ミュージカル ロミオとジュリエット〜ヴェローナの子どもたち〜



チケット購入から半年。楽しみにしていた観劇日。

予想以上の迫力と面白さに感激しきりでございました。

フランスオリジナルの日本招聘公演ですので、お値段は張りますが、パリでもウィーンでもいいのて、公演していたら観に行きたいと思っていた作品でしたので、日本までやって来てくれたのですからこの機会を逃すわけにはまいりませぬ。

CDやYouTubeで見聞きしていたのと楽曲のアレンジも踊りもそうとう変わっていてその進化ぶりに呆気に取られました。よりロックになっているというか。ダンサーたちの運動量の多さに目が離せない状態でした。

物語は、人間関係も含め復習無用ですから、どんな風に二人は出会うかとか、ケンカの場面で登場人物たちは何処で何をしているだろうかなどなど、気になる場面の気になる登場人物は追いましたが、 B席で舞台からも遠いし、俯瞰できる位置でしたので可能な限り広角で全体を楽しみました。

大好きな曲は前半にあるのだけれど、物語のスピード感、感情の動き、表現としての面白さは断然後半にあったかも。
でも、このお話しを見る度に虚しくなる瞬間があって、今回もまたまたその気持ちは沸き起こりました。すれ違いから起こる幾つかの悲劇。何とかならないのかしらと、そのくだりだけは苦手です。

一番盛り上がったのはアンコール。乗りはまさしくロックコンサート。それをリードするのが若手ではなく、おじさんたち(案外若いかもですが、主人公たちではなく、脇を固める人たち)と言うところがまたツボです。

こんなに素敵な舞台なのに、まだチケットは残っている模様。劇場は満席になって欲しい、そんな舞台でございます。

観劇日 2012年10月10日夜公演
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2012年09月29日

【映画鑑賞記】「踊る大捜査線 THE FINAL 〜新たなる希望」

9月に入って、一挙に観たい映画が増えてしまい、どれにしようかと散々迷った結果、上映開始時間が一番都合がよかった「踊る〜」にいたしました。

いつもシネコンで観ますが、久しぶりに大きなホールでした。

さて、映画。
やりたいこと、登場させたい人がたくさんすぎたのでしょうね。話題がてんこ盛り過ぎですね。
湾岸署の人たちの人間関係や、本庁とのスリリングなやりとりに集中してくれた方が良かったなぁと思います。それと、どうしてこういう事件に至ったのかをもっと丁寧に描いてあったら、せっかく出ている俳優さんたちがもっと生きてきたであろうにと、残念でした。

見ながら気になって仕方がなかったことは、時間の流れと署内の様子、エピソードの設定がなんだかバラバラだったように感じ、思考がぶっつんぶっつんと途切れたこと。事件発生から解決までの間の出来事としてストーリーは組まれていたと思うのですが、頭の中が整理できないというか、すんなり状況を受け入れられない感じ。う〜ん。こんなネガティブな感想も珍しいかも。

俳優さん一人ひとりの演技や表情、姿には、たびたびほれぼれしたので、わ〜い、面白い映画だった、と
すっきり言えないことが本当に残念でした。

でも、「正義なんてものは、心の中にしまっておくぐらいがちょうどいい。」という台詞で、今回の映画に込められていたであろう製作者たちのメッセージもしっかり受け取れたかなぁと思います。




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2012年06月24日

【映画鑑賞記】「幸せへのキセキ」

映画を見終わって、この映画タイトルの「キセキ」がどうしてカタカナなのか、漸くわかりました。

実話を元にした映画だそうですが、自分の父親がこんなお父さんだったら凄いなと思います。

どういう訳か今頃になって、オーシャンズのシリーズを立て続けに観て、ちょっと情けないマット・デイモンが気になっていたところに、この映画の公開。見ないわけにはいかなかった訳です。

娘役の女のコがめちゃくちゃ可愛く、映画の要所をしめていたとおもいます。あの子の演技でマット・パパも悩めるパパぶりをいかんなく発揮できたのではないでしょうか。息子役の男の子も表情の素敵な子でした。

有声音でなく、口の形だけて会話したり、気持ちを表したりしている場面がけっこうあって、読み取れていたらどれだけ楽しかっただろうかとも思いながら観ていました。

飼育係の仲間たちも個性豊かだし、お兄さんの存在がまた素敵。可愛い弟家族を見守り、応援する。いい味だしてるお兄さんです。

そして、この映画が、私に伝えた最大のメッセージは、「20秒の勇気があれば…」という台詞かな。

動物映画としても楽しめるし、ファミリー映画であることはもちろん、何か新しいことに立ち向かって行こうとか、環境を変えて見たいけれど、なんだかモジモジしてて…なんて方にオススメしちゃいます。
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2012年05月18日

【映画鑑賞記】「宇宙兄弟」

【映画鑑賞記】「宇宙兄弟」

主役二人のファンらしき若い観客率の恐ろしきまでに高い映画でした。

笑いのつぼは、どつぼにはまり、真面目なところは大いにリアル。
月面での活動の様子も含め、擬似体験を心行くまで楽しみながら、ストーリーも楽しみました。

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一番はらはらどきどきしたのは宇宙飛行士採用試験の最終試験期間中の部分。もちろん、月面で行方不明になった弟君の場面も頑張れ〜と声援を送ってみていましたが、ここは映画。助かるの?助からないの?と思いつつも、助からないと話にならんでしょう、とどこか思い込んでいるところもあり、それほどはらはらどきどき度は上がりませんでした。

試験官や採用試験を一緒に受けていたライバルというか、仲間たちも個性的。その個性が、ああこういう人、絶対にいそうだよ、こういうところになら、という個性でした。
今は原作を読もうかどうしようか迷っているところ。きっと面白いのだろうけれど、映画のイメージを崩したくないと思うと原作を読む勇気がなかなか出てまいりません。もしかして原作だと、二人ともが宇宙飛行士になった後の物語も描かれているのかな、一緒に訓練を受けた仲間たちはどうしているのかな、とどうしても考えてしまうのです。





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