2012年04月04日

東京での日々

今回のフィンランド滞在のまとめなど

1)マンガコーナーの更なる充実拡大ぶりになんとも言えぬ気分。それでも日本の書店に比較するとマンガコーナーの華やかさはないし、行く時間帯がよくないのか、そのコーナーで本を選んでいる人をみたことがない。本当に人気なのか?売れているのか?と心配になります。

2)ミステリー、推理小説もますます人気?
私自身が日本語の本でもミステリーや推理小説を読まないので、なかなか気に留める機会がなかったのですが、このところの日本でのミステリーブームを考えると気になってしまうこのジャンル。勇気をもって(なんで勇気が必要かというと、犯罪を犯す現場の状況説明などを読むのがちょっと怖い。)読んでみようと数冊購入してみました。

3)山盛りのチョコレート売り場
いったいどれだけ消費するのでしょうか、この国の人は。チョコレート売り場の種類と量をみると、日本のスーパーのチョコレート売り場が、日本の人口に対応する「適正量」だとすると、彼の国の人口は日本の10倍くらいありそうなくらいの山盛りです。体も大きいからなぁ。
イースター前だから、というわけではないでしょうね。クリスマスだから、母の日だから・・・と常々同じような量はお店に並んでいると思いますから。

4)右を向いても左を向いても
アングリーバード。
ショッピングセンターにぷかぷか浮いていたアングリー。文具としても登場しているアングリー。子ども向け書籍でもアングリー。記念切手にもアングリー(今年のアイスホッケーワールドカップ・フィンランド&スウェーデン共催記念)。ゲームの世界から一挙にいたる所へと繁殖を果たした感がございます。

5)見たかったけれど見られなかった映画
Rouva Presidentti ミセス・プレジデント
3月に2期務めた大統領の座を新しい大統領へと引き継いだTarja Halonen元大統領の任期最後の1年半を追ったドキュメンタリー映画。
試写会を見た友人から、人としてとても魅力ある大統領だったということがよくわかったいい映画だったというコメントも聞いており、見てみたいと思った映画。ドキュメンタリー映画なのでなおのこと見てみたいと思いました。まさか、日本には来ないでしょうけど。
フィンランドでは3月30日から劇場公開されています。

予告編は、こちら。




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2012年03月31日

気になったもの

気になったものが二つ。

最初は、このピクトサイン。

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なんだか「もじもじしている」感じ。レストラン、カフェ、バーがあるフロアでしたので、多くの人が、ここに用を足しにくるときには、こんな姿の人が多いのかもしれません。

こちらは昨年改装したばかりの建物でみた同じテーマのピクトサイン。

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光の加減で見やすかったり、みずらかったりするのではないかしら、と余計なお世話なことを考えたりしてみました。

今昔物語風に締めくくるために、1952年に完成したというホテルのサイン。

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今と比べると、そうとうゆったりした時間が流れていた時代なのだろうな、と想像できるお姿です。


もう一テーマ
トリ。

最近、フィンランドでトリと言えば、アングリーバード。
何に怒っているのか知りませんが、あちらにもこちらにも、アングリーな顔が出没していました。
ゲームからキャラクターグッズの商品開発がされたというのはよくよくわかりますが、こういうのは、日本企業に相談すべし、と思います。あ、アメリカでもいいのかな。ホントに・・・せっかく面白いキャラクターなのに、もったいないなぁと思うモノばかり。

ちなみにこちらがキャラクターグッズを販売していた棚の一例。


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トリつながりで、季節もの。
イースターが目前で、卵やニワトリがあちらこちらに出現しておりました。

姿形がアングリーなトリを意識しているのではないかと思えたイースターなトリさんがこちら。

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かわいいのだか愛嬌があるのだか、よくわかりませんが・・・まあ、とにかくそういうことです。








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2012年03月30日

青空見れた!

今回は、がっちり「研修」の一週間。
普段の生活に比べれば、混雑した電車に乗るわけでなし、オフィスの中を走り回るわけでもなく、体力的には楽なはずなのに、夕方になると、脳みそぐにゃぐにゃ。座ったままでも、新しいことを理解するために頭を動かすとけっこう疲労します。こんなことを繰り返していた学生時代って、やっぱりそれなりに凄いなって思いました。

というわけで、散歩をする・・・とか、ぼ〜っとする・・・とか、面白いものにカメラを向けるとか、はがきを書くとかはまったくもってできませんでしたが、それでも、時間をやりくりして、会いに来てくれた友人、食事を一緒にしてくれた友だちに感謝です。

今日は、外に出向くスケジュールがいくつかあったので、日中から街を歩けました。
なんだか久しぶりに青空に会えたような気がします。

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2012年03月28日

人気のレストランでお食事

せっかくなので、なかなか行けないレストランに行きましょう・・・と予約を入れていただいて行ってまいりました。フィンランド料理のレストラン Juuri(ユーリ)根っこ。

団体の予約が入っているとのことで、私たちは、早めの夕食。

友人は、この夏から10年以上勤続すると取ることができるという「交代休暇」をひたすら楽しみにしているようでした。この特別休暇、休暇中の本人には、一定の割合で手当てが支払われ(雇用保険から)、また、職場は、1名臨時スタッフとして雇い失業者減らしに貢献するという仕組み。臨時スタッフは、その職場に必要な技能を持つ人材を選べ、必ずしも特別休暇中の人の仕事を丸々引き受けるわけではないのだとか。必要とする人材が見つけるためには、ある程度時間も要し、また、特別休暇に入る人の仕事をほかのスタッフに割り当てるという調整も必要で、特別休暇の申請は、半年以上前から行わないと間に合わず、けっこう手間のかかるものなのだ、ということがわかりました。それでも、失業者を減らすことは、国や自治体にとっては、税収を確保するという点ではとても大切なこと。また、失業者にとっては、たとえ短期間でも固定収入が得られること、年金を積み立てられるという点でもとてもよい制度です。

シェアワーキングの考え方がこういうところにも出ているのかなと思います。ただ、この制度を利用するのは、公務員が多く、一般企業では人のやりくりが難しいのと環境の問題もあり実際は難しいとのこと。

日本にもリフレッシュ休暇制度がある企業はありますが、フィンランドのこの交代休暇は、ちゃんと法律にも定められており、休暇として取ることができる期間も最短連続90日、最長で合計359日とうたわれております。まあ、すごい制度ですね。

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2012年03月27日

WDC2012を盛り上げる雑誌&書籍

今年は、ヘルシンキがWDC(ワールド・デザイン・キャプタル)のためこちらでも「デザイン」という言葉を耳にします。フィンランド語のMUOTOILU(むおといる)ではなく「デザイン」がそのまま出てきます。今日も、ある場所を見学させてもらったときに1800年代の建物で「この部屋は、当時のフィンランドの「デザイン」を見てもらえるところです。」と言われた時には「耳」が「点」になりました。

3月に発行されたヘルシンギン・サノマットが年4回発行の季刊誌TEEMAの「テーマ」はデザイン。
一番目を引いた特集は、フィンランド・デザイントップ3と過剰評価され過ぎトップ3(識者のコメント付き)でした。

トップ3は、納得のトップ3で、今回のWDCのテーマは、人々の生活に密着したモノなのだな、ということがわかります。

ちなみに第3位は、暗い冬にみなが必ず身につける「反射板」「リクレクター」
その歴史がミニコラムになっていて、読むとなるほど!と思います。

第2位は、Fiskarsのハサミ。Fiskarsの刃物は持ち手が独特な目立つオレンジ色ですが、その色がFiskarsの代名詞にもなっており、フィンランドでは、Fiskarsのハサミで切ったときの音にも愛着があるのだということを初めて知りました。

さて、第1位。食器乾燥棚。
なるほど・・・納得の1位だと思います。
洗った食器をシンクの真上に設置した棚に入れるとそれがそのまま乾燥できる仕組みになっていて、食器を拭く必要が皆無というすぐれもの。
これ、スウェーデンのほかには、イタリアにしか広がっていないのだそうな。

アラビアでも、イーッタラでも、マリメッコでもないところがいいなぁと思いました。

過剰評価され過ぎ、という酷評をされたものも、そのコメントを読むと妙に納得できたりします。
ちなみに、トップは、アールトのサボイ花瓶。いわゆる「アールト花瓶」と呼ばれている超有名なフィンランドの湖をイメージさせる花瓶。

識者のコメントがなかなかよくて「花瓶は本来、花を美しく見せるためのもののはずなのに、この花瓶に花を生けると、ちっとも良くないし、花がくたびれているように見える。もしも、この花瓶にチューリップを27本入れれば何とかさまになるけれど、チューリップを生けるには深さが足りない。」などと言っております。

その他、妙におかしかったのは、アールトの三脚。フィンランドで最も売れている椅子だそうですが・・・子どもがいる家庭には、超危険な物体。確かにそうなんです。三脚は危険な「乗り物」ですね、椅子として使えば問題ないはずですが。

椅子の特集があったり、フィンランドのデザイン史がまとまっていたり、と充実の雑誌です。

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2012年03月26日

気持ちの良い快晴

朝は快晴。
さすがに夏時間2日目の早朝はまだ薄暗いです。

これを書いているただいまの時刻午後9時過ぎ。
雪が舞っております。とっても寒いです、外は。

今朝は、遅刻してはいけないと、必要以上に早い時間に出発しましたら、こんな風景に遭遇。

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直立不動で信号待ちをする男たち・・・

さっそうと歩いて来て、ぴっと立ち止まる姿がかっこうよく、思わず撮影。
早めに出発した甲斐がありました!?

仕事の後は、本屋へ直行!
お気に入りの本屋さんの一つは、大改装中で、こんなことになっておりました。

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う〜ん。なんだか街にはみ出しているような気がしますが、こういうのO.K.なんですね。
何事かと思いますが、わかりやすいと言えば分りやすいのかも。

探している本ならびに雑誌は、ほかの書店で無事に購入することができました。探していた本・雑誌は、いずれもWDC2012をテーマにしたもので、その内容は後日ご報告いたします。

posted by みほこ at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 春2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月25日

夏時間初日 ヘルシンキ滞在中

ヘルシンキ滞在中でございます。
日曜日にお店がオープンするのも定着し、人もたくさん町に繰り出しております。

仕事での滞在のため、街をふらふら歩きまわるのは今日が唯一可能な日。本当は、今日一日、街の中をがしがしと歩きまわろうと思っていたのに、朝起きたらなんだか道が白いではないですか。これですっかり出鼻をくじかれた感じです。でも、まあ、昨年もこの時期はまだ少しだけ雪が降っていたりして、街を歩くのがけっこうたいへんだったことも思い出しました。

今年は、フィンランドの女流画家Helene Schjerfbeck(ヘレネ・シェルフベック)の生誕150周年記念の年だそうで、フィンランド国内で8つもの特別展が開催されるのだとか。その一つ、ちょうどヘルシンキで開催されている特別展に出かけました。

いわゆる高級住宅街の一角にある旧名士の自宅を美術館にしたところ。地続きとはいえ、「島」にある美術館なので、景色がなんとも言えないフィンランドらしい美しさなのですね。水域があって、その向こうに木々の風景が広がり、青い空も目の高さで愛でることができる、という景色。常設の絵と、特別展の絵画の展示も楽しみましたが、風景を楽しむというのも一見の価値ありのギャラリーだったと思います。

Helene Schjerfbeckの作品群の中でも自画像は興味を引く作品です。生涯40点もの自画像を描いているそうですが、外見の変化を表現するというより、内面の変化が表現されていて(と、私は思います)作品が時系列にならぶと、その変化があまりにもはっきりわかり、恐ろしいくらいです。

フィンランド全土で展開される特別展は、同じものが巡回するのではなく、各美術館が独自の企画で開催するものなので、フィンランドの人たちは楽しみにしている人が多いのではないかな、と想像されます。

今日も、お友だち同士連れだってとか、家族づれとか、海外からの客様を連れて来ている人がひっきりなしに到着していました。

今年、フィンランドに来る(行く)機会がある方には、ぜひとも観てください!とお勧めしたい画家さんです。ちなみに、アテネウム美術館@ヘルシンキでは、6月1日〜10月14日で特別展が開催され、初期から晩年まで、すべての時代の300点もの作品が展示されるそうですよ。

シェルフベックについては、画集も数冊出ているし、研究者による書籍も出始め、10年ほど前には小説にもなっており、ハードカバーで出された後、数年前にはペーパーバックにもなり、これだけ時間が経過しているのに、書店に必ずその本があるということは、フィンランド国内での関心の高さ、人気の高さを表していると思われます。

今日はもう一つ、常設展の中から好きな作品に出会えました。Albert Edelfeltの作品で、男の子たちが夏の水辺で遊んでいるという作品。
アテネウム美術館に常設されている作品の中にもほぼ同じタイトルがあるのだけれど、今日観た作品もまたほのぼのとできるものでした。

本日のヘルシンキ 夕方

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午後5時半頃。
日が長くなっております。
でも、空気は冷たくて、風も強めでした。

2週間後はイースターなので、そろそろ町は黄色くなって来ているようですね。

posted by みほこ at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 春2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする