2018年02月05日

ハスキーサファリ@サーリセルカ

ハスキー犬サファリは、雪がしっかりと付かないと走行不可能なため、11月ではまずアクティビティとして楽しむことはできないだろうと思っていたところ、思わぬ降雪でなんと可能に。しかも、二人で申し込めば催行されるということで、嬉々として申し込み。

サファリまで、約1時間(確か)車で移動。到着後すぐに、そりに乗る際のルール、つまり乗り方の説明を受けて、そのまま、そりへ。シーズン初めで、まだまだ訓練中だから、なかなか難しいかも、と言われつつ、小型ながら元気なハスキー君たちで出発。
ハスキー君たちに引っ張られること、約1時間。途中、そりに乗る人と、ブレーキをかける人は交代。案内役の青年たちは、スノーモービルで先導。スノーモービルから出る排気ガスが犬たちにかからないような距離を保って走行しようとするものの、ハスキー君たち、走ることへの喜びを爆発させており、本能丸出しで、がんがん突進していくので、速度調整がかなり難儀。それでも、コースから離脱することなく、終着点までたどり着けました。
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ブレーキを担当しているときは、あまり周りの景色を楽しむゆとりはありませんでしたが、そりに乗っかっているときは、景色も犬たちの様子も楽しめて、刻々と変わる空の色など、ここだけでしか見ることができない風景が楽しめました。途中、凍った湖の上を走行。見晴らしも良く、滑りもよく、犬たちも思い切りかけて大丈夫な場所と知っているのか、走りやすそうでもありました。

今回、ハスキーサファリへ行って驚いたことは、働いている青年たちが、フィンランド人ではなかったこと。EU圏内は、本当に人が自由に移動して働いているのだな、と思いました。私たちを案内してくれた若者は、オランダ人とクロアチア人。二人とも動物が好きで、自然と動物が相手の仕事が楽しい様子。フィンランドの冬の寒さと暗さは、つらいけれど、朝、職場に来て、犬たちに出会うと、そういうつらいことも一気に吹き飛んでしまう、と笑顔で話してくれました。このサファリでは、オーナー以外は、全部フィンランド人以外のEU国籍人だとのこと。それは、ちょっと残念なことのようにも感じました。フィンランド人にとって、母国フィンランドでしかできない仕事なのになあ、と。その国の良さは、他者の方がよくわかっていることが多いのは、どこでも同じことなのでしょうか。

寒い中でハスキーサファリを楽しんだ後は、冬のアウトドアアクティビティプログラムの定番、温かい室内で、ベリーのホットジュースで体を温めます。その間、案内をしてくれた人たちとひとしきり世間話。ここでの生活のこと、犬たちのことなどの話を伺いました。ハスキーサファリ犬として育てるためには、小さな頃から知らない人と交流させることが大切なことなので、お客さまがいるところに連れてくることも大切な訓練の一つだから、仔犬を連れてきてもよいか?と尋ねられ、ちびちゃんたちに会えることは、私たちも嬉しいことだったので、喜んで…と。初めは1匹だけが連れて来られましたが、今回は、特別に2匹と交流させてもらいました。仔犬たち、見知らぬ人の前に連れてこられてかなりおとなしく、ちゃんと抱っこもできる子たちでした。抱っこをしていると、大丈夫か?と心配になるくらいの速度で心臓がバクバク。不慣れな状況にいることのサインなのだとか。
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帰りがけに、仔犬たちが普段いる檻のそばを通りかかると、うるさいくらいにきゃんきゃん言いながら、ほかの犬たちと戯れておりました。人間のそばではおとなしく、犬たちの中では、ふざけてもよいということを学んでいるということでしょうか。こんな訓練を受けながら、数年後のデビューを待つわけです。
レジャーの一つとして楽しんだハスキー犬サファリ。かつては、人の脚となったその方法を体験できる貴重な場所でもあります。
posted by みほこ at 20:44| Comment(0) | 秋休み2017 | 更新情報をチェックする

2018年01月29日

雪に埋もれたロヴァニエミ滞在


昨年のフィンランド滞在記をまだしつこく継続中。超個人的な記録なので、書きたいことは書いておかないと・・・。

時期的に、雪が降ったとしても、服装や足元の装備まできちんとしておかなければならないほどの降り方はしないだろうという想定だったので、夜行列車で中部フィンランドに差し掛かったときには、既にすっかりしっかり雪景色になっていて、あらあら、まあまあ、すんごいことになったわね、と思いましたが、冬至に向かってごんごんと明るい時間帯が短縮されている時期故、雪の白さがあった方がむしろありがたいくらい。しかも、雪が降ることが珍しい地域ではなく、冬ならこうだよね、という装備はしっかりしているフィンランドのことなので、みな、慌てることもなく、ただ、いつもより少し早めに冬装備を引っ張り出して対応したという雰囲気でした。

夜行列車がロヴァニエミに到着したのは、朝7時過ぎ。当然、真っ暗。駅からホテルまで歩くという心づもりでおりましたが、荷物はあるし、雪だし、暗いしということで、タクシーを利用するよい言い訳となりました。実際に、タクシーに乗って大正解。

ホテル到着時は、ちょうど、朝食が提供されている時間でしたが、宿泊していな日には、別途料金になるので、地球上で一番北に位置するマクドナルド(今でも本当にそうなのかな?)へ。海外旅行中にわざわざなんでマック!?という思いもありますが、「地球上で最北端」にあるマクドナルドなら、そうそう体験できないし、面白そうということで、ホテルから信号を渡るだけのマックへまっしぐら。地球上で最北端かどうかが分かる表示はありませんでしたが(気づかなかっただけかも)、ラップランドの玄関口の町にあるマックなのだなということは、店内装飾からも明らか。サーメの衣装を着た人形たちが飾ってあるなど、南部の都市のマックとはかなり違う雰囲気。早朝のマクドナルドは、地元の人よりも、旅行者(しかも外国人)が圧倒的に多く、チェーン店に行く安心感は、誰にとっても同じことなのだな、と。
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ロヴァニエミ滞在は、一日なので、さっそくサンタクロース村へ。久しぶりに行ったサンタクロース村は、前回訪問したときよりも建造物が増えていて(たぶん)、観光客向けアピール度が上がっておりました。
フィンランド・ブランドのアウトレットショップの種類も増え、サンタクロースに会いに来る人目当ての商売は、日本で名所旧跡や参道に軒を並べるお土産屋さんと同じ。
私の最大の目的は、サンタクロース中央郵便局と名乗っている郵便局からポストカードを送ること。そのために、住所一覧もしっかり携え郵便局へ。
まずはカード選び。ラップランド地方の風景写真のポストカードもありましたが、圧倒的に数が多いのは、クリスマスやサンタクロースモチーフのもの。あの数の多さは、季節的にもクリスマス直前だったこともあったのでしょうか。
サンタクロース村へ来ると、サンタクロースに会う(写真撮影付き。もちろん有料。)ことと、サンタクロース郵便局からカードを出すことは、外せない要素。中でも郵便局から送り出すカードは、その場で書いて投函しないと、特別消印を押印してもらえないため、ある程度時間の確保も必要。地元のフィンランド人はもちろん、いろいろな国の人たちが来ていましたが、みなさん案外あっさりとされていて、つまり、滞留時間は短くて、最近は旅先からハガキを書くことって少なくなったようですね。私(たち)がテーブルで書いている間に、同じテーブルに座る人が一体何回変わったことか。
用意されている切手は、普通切手、特殊記念切手の他にクリスマスグリーティング用のサンタクロース切手の品揃え多数。中でも日本で発行している切手に例えるなら、「ご当地フレーム切手」的なサンタクロース村限定フレーム切手も。商売っ気たっぷりのフレーム切手には、触手が動かないので、ごく普通のクリスマス切手で発送しました。
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サンタクロース村の後は、翌日から北上して滞在するサーリセルカに備えて、アルクティクムハウスに行きたかったのですが、曜日の関係で休館日。不覚でした。この博物館、展示物も魅力的ですが、建物構造を中から見せてあげたかったんですよねぇ。嗚呼、残念。
posted by みほこ at 21:29| Comment(0) | 秋休み2017 | 更新情報をチェックする

2017年12月06日

【旅先での乗り物】夜行列車

休暇は終わっておりますが、もう少し記録を残しておこうかと、ぷちぷち綴っております。

 
乗車期間は、ヘルシンキ〜ロヴァニエミ
18:49発 翌日 7:49着
 
朝起きるとそこは雪国だった…という800Km超の移動。

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出発地、ヘルシンキ駅ではサンクトペテルブルク行きの列車が入線している他、各方面へ、その日最後の列車が続々と出発する時間帯でもあり、駅構内はかなり賑やか。夜行列車の出発ホームは、長距離列車ホームが並ぶブロックのほぼ中央。
 
ふと気づくと出発時刻が変更に。ヨーロッパは総じてアナウンスが少なく、行き先と出発ホームを告げるアナウンスが控え目に入る程度。何故かそんなアナウンスが余計に旅情を掻き立てるように思います。列車の入線を待つ間、続々と同じ列車に乗るであろう人たちが大きな荷物を持って集まって来ました。スーツケース組は、アジア人。地元の人たちは、スキー板を持って(たぶん、クロカン用)ちょっと楽しそう。
 
けっきょく、ヘルシンキ出発時刻は定刻より30分ほど遅れましたが、主要駅で各方面からの乗り継ぎ客の待ち合わせ時間がもともと設定されているので、日付が変わる頃には遅れは解消。列車内では、到着駅の手前で次の駅の到着を知らせる車内放送はあるものの、出発時は、発車のベルもなく、黙ってすうっと動き出すので、日本のにぎやかな列車出発の合図に慣れていると驚くのではないかと思います。
 
かつての車両は、乗り込み口にステップがあって〔確か三段くらい〕、しかも狭かったのでスーツケースでの移動は超困難だったのに、そういうストレスはなし。
ただし、寝台車両も二階建て車両なので、コンパートメントを二階に取ると荷物を上げるだけでもけっこうたいへん。いずれにせよ大きなスーツケースを持っての移動は避けたい乗り物です。身軽に移動するためには、ラップランド移動前後をヘルシンキ泊で挟んで、荷物軽量を図ることが肝要ではないかと思います。
 
フィンランドの長距離列車は、フィンランド人体型に合わせて幅も広く、座席のピッチも大きいので、日本人にはいつも贅沢な空間に感じます。今回、予約したコンパートメントは、いわゆる「誰でもトイレ」の傍。車椅子対応の部屋ではありませんが、車両幅の長い辺に平行な部分が出入り口の自動ドア。
自動ドアでもドアを閉めるのにも意識的に閉めるボタンを押さないと閉まらない仕組み。しかも、外側から閉める場合は、カードキーを鍵に挿しておかないと閉められない、鍵を持たずに出てしまうことが無いように締め出し防止システムも。
ちなみに車椅子対応コンパートメントのほか、ペットと一緒に取ることができるコンパートメント(写真をみてね)、シャワー室も付いています。CE9C29D3-2C59-4002-94CF-E2F0DCF02BFE.heic


布団カバーはフクロウさん。こちら表裏で柄が違うのです。その他、タオルとペットボトルのお水が一本付いており、空調も調整可能でなかなか快適。室内の明かりのつき方もけっこう計算されているな、という印象でした。

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車掌さんはTikkurila(ティックリラ)通過後に登場してチケット確認。チケットは予約時の確認の画面か出力した紙。完璧チケットレス時代突入です。車掌さんは、降車駅の確認と食堂車は夜23時まで営業で、朝は4時から、降車駅の案内はコンパートメント内だけ流れるからね、とサービス案内をして去って行きました。はる〜か昔に利用した時は、到着前には車掌さんがコンパートメントをノックして起こして歩いていたことを考えると随分変わったものです。あの頃は、全車両一斉放送しかできなかったわけですね。寝ている人を不用意に起こすことが無いようにという気遣い。待ち時間はあったけれど、駅員さんに長距離列車の予約をしてもらっていた頃の方が良かったなぁ、と思いますが人件費とか経費とか、いろんなものを削減することに一生懸命な今の時代、贅沢サービスということですね。

乗車したのが日の長い時期であれば、きっと日没日の出の時間の流れを楽しみならずっと車窓から外を眺めていただろうなと思いますが、今回は、日没後出発、日の出前到着なのでひたすら眠って過ごしました。


この記録を、あげる日の今日は、フィンランド独立記念日。しかも、今年は100周年。感慨深し…


posted by みほこ at 10:18| Comment(0) | 秋休み2017 | 更新情報をチェックする

2017年11月27日

【博物館】SIIDA サーメ博物館@イナリ

サーリセルカまで行くのなら、是非行きたいと思っていたサーメ博物館SIIDA

初めて行ったときは、まだ紅葉の季節で来館者も多く、グループで行動していたこともあり、ふわふわした気分でざっくりと回っただけでしたが、今回は、朝10時過ぎに博物館に到着し、午後3時半に出発するまで心置きなく見学出来るというプランでしたので、映像資料なども含め、じっくり観て回ることができました。


夏季であれば屋外展示も観られる博物館。もう少し気温が高ければ、散策にも出られたかと思いますが零下17度で知らない街に繰り出すにはいささか勇気が必要なため、館内でお茶休憩と昼食休憩を取りながら、他の来館者のことも観察しながら時間を過ごしました。


本当に素敵な博物館なので、たくさんの人に訪ねてもらいたい故に、ネタバレ的ではありますがもう少し詳細をご紹介。


ロヴァニエミにあるアルクティクムとは展示の切り口も違い、展示方法はSIIDAの方が私には分かりやすいように思いました。


導入部では、ここでも〔国立博物館と比較しています〕先史時代から始まって、なんと現代までの歴史を、ラップランドという地域の変遷とサーメの人たちの生活や文化的権利の変遷を年表式で展示がありまして、世界史の流れも示されていましたので把握しやすかったです。


主要展示は二重構造。

イナリ地域の自然の移り変わりを12か月で生き物の生態や太陽の動き、気温の変動、そして風景の移ろいで展示されている外周。その内側は、サーメの人たちの生き方、生業の移り変わりとトナカイとのかかわりについての展示。博物館ってこんなに楽しいところなんだ、ということを感じさせてくれる展示でした。





途中、博物館ガイド付きで回っているグループにも遭遇。数ある展示の中から要所を押さえてさくさくと観て回っていました。短時間しかない場合は、専門家の説明を聞きながら要領よく回ることが良いことなのかもしれませんが、ちょっと味気ないかな。


自由になる移動手段がない旅行者が、サーリセルカに滞在中にこの博物館へ行く方法は、アクティビティ会社アレンジのバスプラン。

私たちが利用したのは、6名以上で催行のサービス。人が集まるのかしら?と不安でしたが、大人7名、子ども3名の参加者がいて無事実施。


プログラム内容が変わる可能性がありますので直接リンクは貼りませんが、博物館SIIDAのホームページのアクセス案内から確認できます。


行った日は、日中でも零下17度。空気中の水分が凍ってきらきらする、そんな日でした。


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posted by みほこ at 12:23| Comment(0) | 秋休み2017 | 更新情報をチェックする

2017年11月26日

【博物館】国立博物館@ヘルシンキ


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クマがシンボル的に鎮座している国立博物館正面玄関。ヘルシンキ滞在があると可能な限り立ち寄るアテネウム美術館と違い、国立博物館はあまり行かないのだけれど、これは、博物館が苦手という単なる好みの問題。博物館が好きな人には、きっとたまらない場所だと思います。久しぶりに尋ねてみると、展示形態もかなり変わっていて、地下に潜る感じでフィンランドの先史時代の展示室へ。まだ氷河が1キロ以上の厚さで覆っていた時代の紹介から始まる展示は、工夫もあって興味深く回ることができました。何よりもうれしかったのは、一つ一つの説明に簡易版と詳細版があったこと。興味があれば詳しい説明を読んでね…という仕組みになっていて、長々とした説明を読むことに疲れてしまう見学者には、優しい対応です。

ここで必見だと思っているのは、実は、展示物より天井に描かれているガッレン・カッレラによるカレワラの4つの場面。2階に上がると近い距離で観ることもできるので、視点違いで眺められるのも面白いところかなと思います。アテネウム美術館でカレワラモチーフの絵を観ていれば、ここの作品もぜひ観ておいて欲しいなという場所です。

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posted by みほこ at 16:25| Comment(0) | 秋休み2017 | 更新情報をチェックする

2017年11月25日

【美術館】アテネウム美術館

ヘルシンキ観光スポットの超定番(だと思っておりますが)アテネウム美術館に、またもや行ってまいりました。
好きな絵に会えるのはいつもうれしいこと。好きなので絵ハガキになっていれば買い求めていて、けっこう眺めることも多いのだけれど、実物を目の前にするとやはり違うなと思うのです。絵のサイズが大きければその迫力に感動。サイズに関係なく見入ってしまうのは、描かれている人物の表情であったり動きであったり、描き込まれているあれやこれやに観るたびに妙にほっとします。

アテネウム美術館の魅力は、鑑賞している人たちが作り出す雰囲気にもあるように思います。正面玄関を入り、チケットとなるシールを受け取って、幅広い階段を上って行くと、まず出迎えてくれるのが巨大な展示室。フィンランドの主要な画家たちの超有名な作品にいきなりお出迎えされます。あまりにも知られている作品ばかりなので、どぎまぎもしますが、どんなに混雑していても、順路通り回らなくても大丈夫な程度に広々としているので自由にリラックスして観られる良い点なのだと思います。

最近のお気に入りは、アテネウム美術館に作品が展示されている画家たちの自画像作品が集められている展示室。どうも期間限定らしいですが、昨年観たときからすでにあって、2020年末までの展示とのこと。あの絵の画家さんはこんな人だったのか…と、プロフィール紹介的に楽しめます。

そして、今回、アテネウム美術館に行きたかった最大の理由は、これ。
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どれだけ好きやねん…フィンランド人。何が?ドナルドダックのこと。
Kansallisgalleria... Ankallisgalleria... ドナルランド(ドナランド…かな)国立美術館って感じでしょうかね?
フィンランド独立100周年を記念しての記念展示ですが、フィンランドの超有名な絵画がドナルド版になっているという、粋な(?そうなのか?)企画です。
ドナ化している作品は、全てこちらで鑑賞できますが、
やはりこちらも原画と共に観てほしいです。ドナギャラリー展示は、2018年2月25日まで。この展示、何がすごいって原画のそばにちゃんと展示していること。サイズは原画よりかなり小さいですが、みなさん、まじめに鑑賞しておられましたよ。


posted by みほこ at 23:30| Comment(0) | 秋休み2017 | 更新情報をチェックする

2017年11月20日

【映画鑑賞】無名戦士 Tuntematon sotilas

フィンランドの第二次世界大戦の後半三年強の継続戦争を描いたヴァイノ・リンナの同名の小説を原作とした映画で、今、映画館で公開中の映画は3度目の映画化だとのこと。

今、フィンランドにいるのなら、是非観てと勧められた3本の映画の内の1つ。
上映時間3時間。戦争を描いた映画なので当然、戦闘シーンも多く、最後まで観られるのかな、と始まった頃は自分にハラハラ。継続戦争をテーマにした映画は、過去にRukajärven tie (邦題「フロントライン」)(1990年公開)を観ていて、その時に、フィンランド軍がフィンランドの元の国境まで撤退する際の悲惨さとたいへんだったことは雲をつかむようではあるけれど、何となく感じとったつもり。そして、冬戦争と継続戦争と二つの名前で呼ばれる第二次世界大戦がフィンランドにとって如何に重要だったのかは、フィンランドの人たちが今でも先の大戦のことを、機会があるたびに語り、話題にし、小説や映画のテーマにされ続けていることからも認識し、感じることができます。フィンランドの人たちにとっての重要性、そして、フィンランドのたくさんの無名の人たちがどんな思いであの戦いを乗り越えたのかを映画や小説を通して知ることができるということは、とてもありがたいことで、だからこそ、積極的に観たい、読みたいと思うのです。

映画「無名戦士」は、フィンランド各地から徴兵された兵士たちの戦時中の日常も描かれているだけでなく、皆がお国訛りで話すことで生まれる仲間内おかしみや、組織で動く軍隊の中で、個性を発揮する個々のつながりを描く場面、無謀な上司とのやり取りなど、一般の社会生活にも通じるような場面、そして、「あのさ、難しいこと言っているけど、生きることって、こんなことなんじゃないのかね・・・」と、真理的なことをちょっと力が抜けるような表現でユーモアを交えて発せられる場面もあって、館内に笑いが広がる場面も。ふと気が付くと、フィンランディアが流れており、戦局の最終局面なのか?戦士たちは、一日も早く家に帰りたいと思いながら戦っていたのではないか、という思いが心と頭と両方に広がりました。

映画紹介のHPへここからリンクをかけておきます。
posted by みほこ at 23:05| Comment(0) | 秋休み2017 | 更新情報をチェックする

2017年11月19日

【旅先での乗り物~フェリー】シリヤライン・クルーズ 


時間もあるし、のんびりしたいし、隣の国にも行ってみたいし…ということで、シリヤラインでストックホルム往復をして来ました。

ヘルシンキ出航前。日没を迎える頃で街の風景が美しかったです。
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普通、日本から来てシリヤラインやヴァイキングラインを利用すると、一方通行ですが今回は贅沢に往復。季節柄、船内はがらがら。乗船時こそ少し並んだものの、シリヤライン名物(だと思っている)のビュッフェも大混雑はせず、ゆったりとリラックスした時間を過ごすことができました。
シリヤラインの今回の大感激は、ビュッフェレストランがMSCエコラベル〔持続可能な漁業〕の認定を受けていたこと。魚介料理が自慢の船だけあって頑張ったのだろうなと思います。

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混雑する季節には、恐ろしくて近づかないタックスフリーのお店も当然広々。地元の人たちの大量買いも健在。コロコロも持参して(正式名称って何?)準備万端。みなさん、計画的にお買い物されているようです。

お酒も楽しめる大人であれば、バーやクラブに繰り出すのでしょうけれど、体の大きなヨーロッパ人に混ざるのは、ちょっと気おくれするので、全長200メートルの艦内を行ったり来たり。プロムナードで繰り広げられるエンターテインメントを楽しむ程度。これでも意外なことに時間が経つのはけっこう早く、あっという間に朝が来ます。


ストックホルム到着前の日の出。
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ストックホルム上陸時間は、正味6時間。前回行った時とはちょっと勝手が違っていて、下船してから港をぐぐっと横切る感じで街中へ。最寄り駅から地下鉄でガムラスタンへ移動。旧市街をくるくる、ぽくぽく散歩して、カフェで休憩したらもう船に戻る時間になっておりました。
ガムラスタンも夏季のようには人がおりませんでしたので、王宮での衛兵の交代式も特等席で見物。かなり寒い日でしたが(外気温は零度ちょうど)、それなりに見物客も集まっておりました。衛兵さんたちは、女性もおり、しかも、人種もいろいろ。以前は背の高いスウェーデン人ばかりだったはずですが、お国の事情が変わってきていることが、こんな風に目に見えてわかるようにもなってきています。


船上でできることを楽しみにしていたマッサージサービスが無くなっていて嗚呼、残念。リラックスするために船に乗る人はいないのでしょうか。
下船時、パスポートコントロールこそはありませんが、税関スタッフと国境警備の担当者が目を光らせておりました。特に何があるわけではないけれど、国を超えることへの緊張感はありますね。

船内の2か国の時刻表示の時計。

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数字表示の時計、二か国の時間を別々の時計で二つ並べているところなど、時計が統一されていないところが何ともまあ、面白いかも。それぞれに見やすい時計があるから…という方針でやっているのであれば、凄いことだなと思います。




posted by みほこ at 12:55| Comment(0) | 秋休み2017 | 更新情報をチェックする

2017年11月18日

【博物館】タンミニエミ博物館 


多少の雨降りであれば傘なしですたすた歩くフィンランド人に倣って傘もささずにセウラサーリにあるタンミニエミ博物館まで足を延ばしました。
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この博物館は、フィンランドの第8代ウルホ・ケッコネン大統領(在位1956年~1982年)が在位中、住まいとして、執務室として使っていた建物。つまり大統領官邸。ケッコネン大統領よりも前に住居として使っていた大統領もいたという歴史のある建物なのです。セウラサーリにあるので、セウラサーリ屋外博物館まで足を延ばしたことがある人なら立ち寄っている方も多いかも。

通常、博物館へ行くと導入から展示しているものの説明の一つ一つが細かすぎて最初から最後まで根を詰めて見学することはできず、ほとんど駆け足になってしまうのだけれど、元官邸は、つまりは住居で、部屋に置かれている家具を見ただけでその役割が分かるため、簡単明瞭。ガイド付きで文字になっていないようなエピソードを聞きながら館内を回ることもできますが、A4サイズに5枚ほどの館内の説明を読みながら回れば十分。もう一つ、見学の助けになったのは、館内の一室で上映されていたテレビ番組。ケッコネン大統領の一日1977年放送 アーカイブにアクセスできるのでリンクを貼りました。で、朝から時間を追って大統領の一日を追うという趣向の番組が上映されていて、そのビデオアーカイブを見ると、住居兼執務室と言うだけあって、仕事上の多くの面会もこの場所で行われていたことがわかり、がぜん興味指数は上昇。口述筆記をしていたんだな、とか、大統領へ日々届く招待状やたくさんのお手紙を整理して渡す専用のファイル等、当時デスクワークで使っていた仕事道具を見るだけでも楽しかったです。

場所は、セウラサーリ屋外博物館へ渡る橋の手前。24番バスの終点のすぐ横。嵐が来るとちょっと怖いかも…という場所ですが、ほどよい自然環境の中に位置しています。周辺をぐるっとお散歩すると、ジョギングやウォーキングに来ている地元の人たちとも行き違うそんな場所です。

同じ敷地内にある併設カフェ&ミュージアムショップでは、サーモン(グラブラックスサーモン)にディルを載せてライ麦パンで挟んだものが、ケッコネン大統領の大好物だったということで、わざわざ紙に巻かれて特別なものとして提供されておりました。

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posted by みほこ at 22:56| Comment(0) | 秋休み2017 | 更新情報をチェックする

2017年11月17日

ただ今長期休暇中

一年超ぶりでフィンランド滞在中。

今回のミッション…

その1 友だち案内
大人なのでヘルシンキは自分で動いてもらいますが、旅の計画と手配はいたしまして、遠出は一緒にという予定。久しぶりに旅ガイド気分です。

その2 友人たちに会う
これは毎度のこと。普段は、メールのやりとりもない友人たちで、スタンスはメールがない頃の感覚のままですが、毎回ちょこっと会って、近況報告。なんだかいい塩梅のお付き合いです。

その3 記念切手と書籍を買う
一年間に発行される切手の最後を飾るクリスマス切手も出ているこの季節。切手をもれなく揃えるにはうってつけ。
月末のヘルシンキブックフェア目指して刊行される新刊書籍の数々。年末に発表される文学賞の候補になる期間も狙っているとかいないとか。気になったものは即購入が必定のフィンランドの出版物。確実に入手するにはこの季節が最適。と言っても売れている本なら最近は翌年にはペーパーバックになるのでそれほど慌てる必要はなくなりました。

その4 博物館・美術館巡り
今回も博物館カードを入手。これで気軽に行けるようになります。
どこに行こうか計画を立てるのも実は楽しかったりします。

フィンランドにいて何が楽しいかというと、街中でぼうっとしていればどんどんフィンランド語が耳に飛び込んでくること。
こういう会話って、普段の生活の中ではないなぁと思うような内容が聞こえてくるにつけ、とても不思議に思います。

例えば、今日のびっくりは
A あら、もう帰り?
B そうなのよ。だって掃除機かけの途中で出てきちゃったから戻らなきゃ

トラムに乗り込んできて、先ほどまで同じ場所にいた人に、再びばったり出会ったという感じ。
その他、色々ありますが、とにかくフィンランド滞在中は、耳ダンボ、そしてキョロ見なので、実はかなり神経とんがって過ごしているかもしれません。
posted by みほこ at 16:49| Comment(0) | 秋休み2017 | 更新情報をチェックする