旅に出れば重要度ががぜん増すのは食べること。普段はかなり無頓着、というより食べることを、ああだ、こうだ言うのは何故かちょっと罪悪感すら抱いてしまいます。
食べ物を食べる=燃料補給なので、旅に出ている時、不慣れな土地にいる時には限界が来る前に補給しないとエンストを起こす恐怖から肝心なことへの集中力が落ちて、気がそぞろになります。と、あらゆる言い訳をしたところで今回の本題。
訪韓する度に必ず食べたいと思うのは、お粥。そして、楽しみたいのは伝統茶。可能であれば饅頭、そして、ラーメンで占める鍋。
今回はその全てを食することができました。
先ず、お粥。
いつものお店でお粥。
観光地にあるので、朝食時に行くと常に観光客で満席ですが、今回は夕食時だったので、地元の人もおられました。
今回のヒットは、宿泊したところのごく近くのお店でいただいたお粥。仕事に出かける前に立ち寄ったり、お昼用にキムパを買い求めたり、と完璧地元密着な食堂のお粥。小洒落てない、素っ気なさと、美味しいたっぷりのお粥。お腹にもしっかりたまってよかったです。
ちょっと贅沢なお昼。
御陵に行った時に食べた物。
食卓ごと運ばれて来るので、待ち時間は何となく落ち着かず、習慣にないことを体験するそわそわ感がなんとも言えませんでした。
そして、色々な種類のものを少しづつ食べられる贅沢さもなんとも言えず…
これ二人分です。
周りはだいたい家族ずれ。のんびりお話をしながらこのお料理卓が運ばれて来るのを待っていて、お料理が来ると黙々と食し、小皿のお代わりをお願いしたりしながら、もちろんおしゃべりも楽しんで、写真を撮る人も多数。
い〜い感じの週末の雰囲気を楽しませていただきました。
今回の旅の締めのお食事はこちら。
饅頭。
あまりにも美味で、2回も食べに行ってしまいました。変な日本人が連続して現れたので、お店の方にも笑われましたけど。
女将さんが、魔法使いのようだったのですよ。怖い魔法使いじゃなくてね。とても愛想のよい親切な方でした。
スープの中には味の違う饅頭が数個。
最後にキムチ饅頭を崩すとスープのお味も変わって、味の変化も楽しめました。