2017年01月29日

【映画観賞記】『恋妻家宮本』

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主演2人の27年前を、ちょうどその年代の別の俳優が演じる、という手法で、特殊メイクや無理矢理頑張っている感がなく、むしろ時の流れも感じられた面白さがありました。

宮本さんの悩みっぷりは、脳内妄想再現により、より強調され、はたから見るとくすっと笑えたり、吹き出したり、とけっこう忙しかったです。
先生としての宮本さんは、大人目線で見れば、頑張れ先生!と応援したくなりますが、生徒だったらどう思っているかな、と想像不能。私にとって先生と呼ぶ人は、やはり先に生きる人であり、あたふたしたり、迷った姿は見せない超人としか思っていないのだけれど、今の学校の先生は、ちょっと変わって来ているのでしょうか。学校の先生に限らず、年功序列がもっと大切にされていた以前はもっと対面するだけで緊張する存在の人って多かったと思うのです。そんな緊張する怖い存在の象徴が、ドン君のおばあさまだったのかな。
優柔不断な宮本さんが「正しさ」よりも「優しさ」…と一生懸命なくだりは感動さえしました。ま、ちょっと大げさな比喩はありましたが。

お料理教室とお料理をするシーンは無くてはならないポイント。実際にこういう場で出逢った人たちがここまで自分のことを語り合う仲になるか、というと私には無理だけれど、ここでしか会わない、という状況であれば、むしろ話しやすくなるから不可能ではないことなのかな、と言うことはよくわかります。特に学校の家庭科室で作っていたサバイバル卵かけご飯はちゃんとレシピが知りたいくらい。

学校の廊下に貼り出されていた二つの書き初めの言葉にもメッセージを感じたりして、エンディングも含め映画館で観てよかったな、と思える映画でした。


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2017年01月23日

摘みたてハーブバスケット

本日の花材

マトリカリア ジョニー

タラスピ (セイヨウナズナ)

グレープフルーツミント

ローズマリー

ローズゼラニウム

ミントゼラニウム

アイビー ピッツバーグ


コンセプトは、タイトルの通り野原に草花を摘みに行ってカゴいっぱいになりました、というもの。カゴの一方から長めのお花が飛び出していて、反対側は、盛り盛りにしない仕上がりに。サイズはW12×D10×H15cmと小さいし、テーマもはっきりしているので、あまり迷うことなく挿していけるのだけれど、簡単ではなく、時間もけっこうかかりました。


今年は寒さが厳しくなったので、ハーブの入手が難しくなっているのだとか。

貴重なハーブ盛り盛りバスケット。9D98426B-5F7B-4DA0-8680-A55AB38B37D7.jpg



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2017年01月11日

映画鑑賞記 『こころに剣士を』


周りに数名、鑑賞した人がいて、とにかく良いから観て…と言う言葉に引っ張られるように鑑賞日を設定。実話を基にした作品で、その時代設定を考えると、自ずと話の流れは読めるのだけれど、ソビエト時代のエストニアだからこそ、恐怖政治の中で生き抜くための術として、坦々と声を潜めた生活があり、そんな中でも楽しみを見出そうとした人々の日常をとても穏やかに描いた映画でした。

この作品を見て、もう一つ引っかかったことは、統治国の公用語と母語という、日常の中で二つの言語を自然に使っていること。かの国では、おそらく独立を果たした今でも、当たり前のこと故に、ごく自然に取り込まれていることなのだと思うのだけれど、個人的には、とても複雑で、単にそういう歴史だから、では済ませたくない引っかかりがありました。この引っかかりについて、すっきりと言葉にできる日は来るのかな…

日本語タイトルに影響を受けた言い様ではあるけれど、密告や秘密警察に怯え、一方で、その怯えに屈しないという態度。葛藤しながらも、子どもたちをこれ以上悲しませたくない、と思い。その思いに向き合うために、自分のこころに剣を向け、もしくは、剣を携え、問い質しながら生き抜こうとした先生やおとなたち。子どもたちの抑えた感情表現や表情がより臨場感を増幅してくれていたと思います。

監督は『ヤコブへの手紙』のフィンランド人監督。一般的に語られる彼の国の、あの時代の日々を、わかりやすく表現。映画で描かれた世界に既視感が強かったのは何故なのだろうと、見終わってからずっと考えています。

そして、もう一つ。個人的な映画のお楽しみポイントがありました。エストニア語。本当にフィンランド語によく似ていて、今、こう言った!?あんなことを言ったのじゃない?と耳をそばだてつつ字幕も追っておりまして、五感フル活動で観た映画となりました。
posted by みほこ at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・演劇・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月07日

スイートピーたっぷりブーケ

ちょっと時間を遡って認めておく、お花の記録。
2017年最初のお花はスイートピーたっぷりブーケ。2年連続してスイートピーブーケには参加していて、今年は3度目。しかも初回のレッスンだったので、自分で好きな色を選ぶこともできました。オレンジや黄色の組み合わせが難しい色もあり、最初はオレンジを使ってみたいと2本入れてみたものの、しっちゃかめっちゃかな色の組み合わせになったので断念。2種類のグリーンと25本のスイートピーでまとめました。


《グリーン》
えんどう豆
ブフレリウム

《スイートピー》
グレース 3本
スーパーホワイト 3本
アメジスト 7本
恋式部 7本
ピンクダイアナ 5本

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2017年01月02日

池上七福神めぐり

今年の長距離歩きは、七福神めぐりから。
朝一番で、箱根駅伝の第1区を応援。スタート地点から10分ほどのところで、まだまだ、全チームがまとまって走っているところでお見送り。上空には、ヘリコプター2機がホバリングと移動を繰り返していました。
第1区だから、みなさん口々に「行ってらっしゃい」と応援していました。私も思わず出た言葉は、行ってらっしゃい…でしたが。

そのまま、池上へ移動して、七福神めぐり開始。池上七福神は、池上本門寺周辺に集中していますが、住宅街の道を歩くお寺さん巡りです。すべてのお寺さんで御朱印押しがセルフサービス。色紙を扱っているお寺さん以外は、全て無人。気分は完全にスタンプラリー。途中、池上本門寺詣でもして、所要時間、2時間強。
大黒天の馬頭観音堂では、ネコさんに迎えられたり
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寿老人の妙見堂へは、100段越えの階段往復。
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恵比寿さんのいる養源寺のお庭の片隅で…

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七福神めぐりをすると、人がぞろぞろ連なることが多いのだけれど、ここはそれほどでもなく、行く先々で数名と重なる程度。お散歩気分でゆったり回れます。

締めくくりは、江戸時代創業の葛餅と寒天の浅野屋本舗さん。店内でのサービスは、4日からだそうで、今日は、持ち帰り用葛餅を購入。葛餅の食感、きな粉と黒蜜との絡み具合、特に黒蜜のいい塩梅の甘さで熱い日本茶といただくと美味でした。

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2016年12月31日

マリメッコ展 雑感

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マリメッコ展の後、カフェmoiさんへ


2016年大晦日、一念発起してマリメッコ展へ。


フィンランド◯◯展、北欧デザイン展にヤンソン展やらムーミン展を合わせると、フィンランド絡みの展覧会はここ数年ひっきりなし状態。プロダクツが並ぶ展覧会ならもういい加減食傷気味だな、と思っておりましたが今までの展覧会とは一線を画すものだ、という話を聞いて出かけました。


マリメッコが発表するテキスタイルの変遷が、実物の布とともに時代を追って、経営者や中心となるデザイナーの移り変わりと連動した展示でした。


何と言ってもその迫力に会場に入った瞬間からウキウキしてしまったのは、会場の天井から床に届くまでの長さで吊るされた布の展示故。柄のリピートが1メートル以上も珍しくないマリメッコ。生地幅のままで、リピートもしっかり見ることができて迫力のあること。そして、何より楽しいこと。柄全体が楽に見られて、適度な距離から眺められる贅沢を堪能。

フィンランドサイズの窓やテーブルであれば活かされるその大胆なデザインの面白さを楽しみました。



マリメッコというと、ヨカポイカパイタやカバンのイメージに押されていましたが、デザインテキスタイルに重きを置いているブランドだったのか、と今更ながら思い至りました。あのざっくりとした木綿の布にプリントするという何とも大雑把な印象ですが、デザインの中に時代や作り手が変わっても、こんなにも季節感や喜びを取り込んでいるファブリックって楽しいよなぁとほれぼれ。テキスタイルデザインとしてのパターンを発表し続けることの特異さもあるのかもしれません。


全編じっくり聞くことができたヴゥオッコ・ヌルメスニエミのインタビューは、特に興味深く、自分の専門とは違う、ここでいう専門とは、その分野の高等教育を受けているか否かと言うことなのだけれど、新しい専門分野への挑戦も、王道、定石を知らずとも図抜けた、そして柔軟な視点があれば可能だと言うことが語られていたように思いました。


日本人デザイナーも活躍し、各人が一時代を築いていたのだなと言うこともわかる内容で(もちろん日本開催の展覧会ですからキュレーターさんが力を注がれたとも思いますが)、特に代表作については原画も展示されていて作成秘話も明かされていたのがファンとしては嬉しいことでした。


もう一つ、目を見開いて眺めたのはロゴマーク案のあれこれや、マリメッコ初期の広告出稿の図案展示。舞台裏を見せてもらえるのと同じで、まっしぐらにここにたどり着いたのではない千思万考を垣間見ることができました。


展示空間にもう少しゆとりがあって、すべてのファブリックを遠近双方の目線で眺めることが出来たらなまた印象もかなり変わったのではないかと思いますが、それはまた、贅沢な望みということでしょうか。


東京会場@Bunkamura(渋谷)の会期は、2017212日まで。


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2016年12月21日

「池澤夏樹 個人編集 日本文学全集」第2期完結記念トークイベント「今の言葉で古典!枕草子から平家物語まで」

子どもの頃、自宅には筑摩書房の「現代日本文學体系」が少しずつ書店から届いていた。これがいつの間にか、完結し、全巻揃ったその眺めは、迫力があったものだ。何せ子どもの頃だったので、残念ながら手にした記憶は皆無。ただ、書名となっている作家名を順番に眺めては、この人は、作品の数が多いのかなとか、不思議な名前の人だなとか、ぼおっと思っていた記憶が残っている。今考えると、勇気を出して手を伸ばしてみればよかったと思うのだが、当時、本より興味があったものって何だったのだろう…
そんな私が、初めて自分で全集を買い続けている。それが、河出書房新社の日本文学全集だ。ただし、書き手に主張があるように、読み手のこちらにも好みがあるわけで、全ての巻を揃えているわけではない。現在の悩みは、出版の速度がそれなりに早いので、全ての作品を読めていないということ。このまま積読で終わってしまう本があってはもったいないと、関連のトークイベントなどに参加して、読むための気力を引き上げる努力などもしていたりするのだ。12月に第2期完結し、トークイベントに出かけた。
2部構成のトークイベントは、前半が第7巻の「枕草子・方丈記・徒然草」、後半が第9巻の「平家物語」。

いずれの作品も、冒頭は、高校の古典の時間に暗唱したが、清少納言は、怖いおば様というイメージしかないし、方丈記が、日本最古の自然災害の記録を記したものだったという意識は全くなく、ひぐらし硯に向かいて…などと、優雅に、風流に過ごせる吉田兼好という人は、随分とお気楽なご身分でようございますね、と随筆としてのすばらしさに心が向いていない始末。平家物語に至っては、冒頭は格好良く始まるけれど、けっきょくは軍記ものでしょという理由から、一生懸命に読もうとした記憶さえ無い。

今回、各作品の現代語訳を担当された方々が登壇。それぞれに、その作品の魅力を語ってくださっただけでなく、翻訳時に心を砕いた点も披露され、作品を楽しむ際の、違った目線を教えていただけたと感じている。平安バブル期の華やかさが見られる枕草子。平安期バブルの崩壊を見る方丈記。そして、バブル崩壊後の悟りの時代に記された徒然草、という見解。徒然草は、特に美的人間のためのマニュアル的な本であったのではないか、という当時の読者層まで思いを馳せて訳されているという点など、本と向き合う魅力を多く授かることができた。
平家物語は、6人の作家が加筆し、現代に伝わるものとなっているが、まるで、サンプリングをつなぎ合わせるDJの技術に似た、編者の技術の素晴らしさが感じられたという。
861ページにも及ぶ「平家物語」は、何としても読み通したいと、持ち歩きをする覚悟で久しぶりに書店で書皮までかけていただいた。



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2016年12月20日

【2016.12.28. 開講決定!】来年2017年は、フィンランド独立100年の年なので… 1月期からの購読テキスト変更

開講決定しました!
2016年12月28日

ちょこっと修正告知です。


来年、2017年は、フィンランド独立100周年という記念の年なので、フィンランド史をテーマにしてテキスト読むことにしました。

教材は、フィンランドの高校生が使う歴史教科書のフィンランド史篇。


フィンランドの高校「フィンランド史」教科書は、1800年台までを扱った前半と帝政ロシアの支配下へ入った時代から独立を経て現代までの後半に分かれていますが、帝政ロシア以降を読む予定です。

この頃から、民族意識が高まり、内政、経済活動、そして文化活動が盛んになってフィンランド独立の機運が高まるという、歴史の転換期としてもとても興味深い時期に入ります。
また、フィンランドの今へとつながる、あらゆる種が撒かれのも、この時期のことだと思っています。

フィンランドに興味がある方、フィンランド人目線のフィンランド史を読んでみたいという方、とにかく何でもよいのでフィンランド語の長文を読みたいという方、お待ちしております。

詳細は、こちらから。

朝日カルチャーセンター@新宿校で「フィンランド語講読」講座で読むテキストを、を担当させていただくようになって丸一年が経過しました。3か月ごとの講座なので、お試しに…と参加される方、この3か月は、都合が付くから通ってみようかな…と来られる方、いろいろでございます。
みなさん、普通の長文を読むという機会を強制的に作るために受講したくださる方ばかり。
予習もがっちりして参加する方もいらっしゃれば、なんとなく読んできて、その場で集中して考えるという方と受講スタイルも千差万別です。

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2016年12月15日

お花でつくるクリスマスケーキ

あれよあれよと言う間に師走も半ば。このところ冷え込む日が多いので冬をしっかり感じていますが、クリスマス、年末気分は希薄。そんな中、行ってまいりました、お花の時間。
本日のテーマは、お花でクリスマスツリー。直径20センチのフローラルフォームにデコレーションケーキを飾り付けるように盛り盛り。

使った生花は次の通り。
スプレーバラ グリーンアロー
スペアミント
ローズゼラニウム
アイビー
ヒムロスギ

ヒムロスギでクリスマスツリーを立て、ローズゼラニウムでフローラルフォームを隠し、残るは装飾。

今回は、直径20センチの中で、何かしらの物語が語れるように仕上げたいと思っていたので、飾り付けパーツを見ながらあれこれと考えながら作業。クリスマスツリーを立てた残りのヒムロスギも全部使いたかったので、もう一つ小さな木を立てました。そうすると、庭から続く森の入り口のような雰囲気に。それであればと雪だるまを立ててみました。



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2016年12月11日

手帳 交代式!来年も無印手帳

本当は、年末ぎりぎりまでその年の手帳でやりくりしたいのだけれど、2月以降の予定が入って来て、三年カレンダーでやりくりしていても何となく気分が落ち着かなくなり、来年の手帳と交代と、相成ります。

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来年も予定や約束は、マンスリー手帳。一月分の予定を俯瞰できることが最大のお気に入りポイント。昨年からボールペンの持ち歩き色が増えたので出来事種別で色も変え、より見やすくなりました。

来年、新しく取り入れようと購入したのが、マンスリーウィークリースケジュール。

こちらは、予定ではなく、何にどれだけ時間を使ったかを記録用に買い求めました。
ここ数年、ずっと悶々としている時間の使い方について、家計簿ならぬ時間簿をつければ良いのではないかと。記録をつけるのに時間を取られては本末顛倒。でも、ある程度時間を割いてでも記録をつけ、記録をつけるためにその日どんなことをしたのかを反芻するのも良いことかと思っているのです。

どんな一年になるのか、どんな一年にできるのか…楽しみです。




posted by みほこ at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとり言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする